アクロスの巨像/Colossus of Akros
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豪快な怪物化能力を持つアーティファクト・クリーチャー。
戦場に出た時点ですでに10/10破壊不能だが、防衛を持つため、あくまでブロッカーとして強力というだけにすぎない。しかし怪物化すると一転、攻撃可能な20/20破壊不能・トランプルと、荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusやマリット・レイジ/Marit Lage・トークン(暗黒の深部/Dark Depths)にも匹敵する脅威のフィニッシャーとなる。追放や擬似除去オーラには無力だが、それさえなければ1~2回の攻撃で速やかにゲームを終わらせることが可能。
マナ・コストだけでなく怪物化の起動コストも重いため、リアニメイトのようなマナ・コストを踏み倒せるデッキよりも、ウルザトロンや12postのような大量のマナを出せるデッキ向け。スタンダードでは強力なマナ加速手段に乏しいことが、モダン以下の環境では非破壊除去が蔓延していることがネックだが、その一撃必殺の性能は魅力であり、使われる可能性はあるだろう。
- テーロス現在、防衛持ちクリーチャーの中では最大のパワーを誇る。
- モチーフは世界の七不思議の一つとして有名なロドス島の巨像だろう。ギリシャ神話の太陽神ヘーリオスの巨大な彫像で、紀元前3世紀頃にロドス島に建造されたが、地震で倒壊し、現在では痕跡すら残っていない。
- イラストでは2つの台座に片方ずつ足を乗せた姿で描かれているが、これはロドス島の巨像の、湾口をまたぐようにして立っていたとする伝説(現在は不可能と考えられている)から来ているものと思われる。