マーフォークの交易商人/Merfolk Traders

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手札改善を狙ったCIP能力を持つ、青らしい小型クリーチャー。

1枚ドローして1枚捨てるので手札の総枚数は増えないが、いらない手札を捨てればいい。ブロッカーを増やしつつ手札改善できるということで、それなりに便利。ヴォーデイリアの兵士/Vodalian Soldiersと同等のサイズで、青にしては無難といえる。ただ、同じウェザーライト収録の物知りフクロウ/Sage Owlと役割が似ており、単体での性能ではそちらの方が魅力的だった。

もっとも、構築では手札改善目的で使われることは稀で、もっぱら「カードを捨てる」ことができる点を買われて採用されていた。ゴジラやフリー・ホエリイなどでリアニメイト用のフィニッシャーを捨てる手段として活躍した。

• 考えようによっては、他のカード1枚をサイクリングするようなもの。サイクリングは2マナ程度を必要とすることを思えば、コスト的にはお得。
• 後に継続的にこの能力を利用できるマーフォークの物あさり/Merfolk Looter（ルーター）が登場。一見するとこちらが霞んで見えてしまいがちだが、こちらは使い捨てである分即効性がある点が強み。速度を重視したリアニメイトデッキにはこちらが優先して採用される。

関連カード

手札を入れ替えるCIP能力を持つクリーチャー。特筆のない限り青のクリーチャーで、1枚引いて1枚捨てる。

• 使い魔のフクロウ/Owl Familiar - 2マナ1/1飛行。（ポータル）
• 耳障りなドレイク/Screeching Drake - 4マナ2/2飛行。（ポータル・セカンドエイジ）
• ヴォーデイリアの商人/Vodalian Merchant - 同型再版。（インベイジョン）
• セファリッドの賢者/Cephalid Sage - 4マナ2/3。スレッショルド達成時のみ。3枚引いて2枚捨てる。（トーメント）
• 失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths - 5マナ3/5飛行。3枚引いて3枚捨てる。キッカー(１)(青)を支払うことで捨てる事が免除される。（ゼンディカー）
• 空長魚の群れ/Sky-Eel School - 5マナ3/3飛行。（ミラディンの傷跡）
• ヴィーアシーノのゆすり屋/Viashino Racketeer - 赤の3マナ2/1。捨ててから引く。（ラヴニカへの回帰）
• セルホフのランプ灯し/Lamplighter of Selhoff - 5マナ3/5。他のゾンビをコントロールしている場合のみ。（イニストラードを覆う影）
• 騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler - 赤の8マナ3/4。すべて捨て、3枚引く。（異界月）
• 伝書カケス/Messenger Jays - 5マナ2/1飛行。投票の結果によって枚数が変動する。（コンスピラシー：王位争奪）
• 機知の勇者/Champion of Wits - 3マナ2/1永遠。パワーの数だけ引いて2枚捨てる。（破滅の刻）
• 難破船あさり/Shipwreck Looter - 2マナ2/1。強襲達成時のみ。（イクサラン）
• 荒くれ船員/Rowdy Crew - 赤の4マナ3/3トランプル。3枚引いて無作為に2枚捨てる。（イクサラン）

参考

• カード個別評価：ウェザーライト - コモン