エラーカード
提供:MTG Wiki
エラーカード(Error Card/Misprint)とは、正規の印刷に対し、誤った印刷をされたカードのことである。
目次 |
解説
印刷機の不具合等により偶然生じたものと、誤植により生じたものとがある。白黒で印刷されていたり、マジックとは別のカードが印刷されていたりとバリエーションは様々である。また、カードによってはコレクション的価値が上乗せされてシングルカード価格が跳ね上がることもある。
フォールン・エンパイアや、ホームランドに特に多いと言われる。
- 分割カードや反転カード、両面カードはエラーカードではない。
- それ以外にも、アングルード系にはエラーカード並みのぶっ飛んだデザインが多いが、決して誤植やエラーではないので注意。
- 印刷ミスの他、四隅が丸くカットされていない、カードが別な位置で切断されている等のカットミスも存在する。
有名なエラーカード
以下は厳密には誤植であるが、特に顕著な誤りであるためエラーカードとして広く知られているカードの一例である。
- 日本語版の呪われた巻物/Cursed Scroll(初版は起動コストが2マナ)
- ドイツ語版の森/Forest(イラストが平地/Plainsになっている)
- 沼ルトン(ドイツ語版リバイズドにおける、イラストが沼/Swampの蠢く骸骨/Drudge Skeletons)
- セラメンタル(スペイン語版第4版黒枠における、イラストが時の精霊/Time Elementalのセラの天使/Serra Angel)
サマーマジック
サマーマジックのカードの中にも誤植があるが、存在数が極めて少ないため、特に法外な値段が付いている。
- もっとも価値の高いエラーカードは、レアである上にリバイズドとイラストが違うサマーマジックのSerendib Efreetである。
- もっとも有名なエラーカードはブルーハリケーンだろう。
サマーマジックは本来廃棄される予定だったものであり、その存在自体がエラーとも言える。詳細な経緯は、サマーマジックの項を参照。