ゲームの外部
提供:MTG Wiki
ゲームの領域に存在しないオブジェクトはゲームの外部/Outside the Gameにあるという。以前は外部と訳されていたが、基本セット2010のルール改正に伴う総合ルールの更新で現在の訳語に変更された。
ゲームの外部は領域ではない。
ゲームの外部にあるオブジェクトは、特にゲームの外部に言及している効果と特性定義能力の影響のみを受け得る。
- 絵描きの召使い/Painter's Servantが戦場にあったとしても、ゲームの外部にあるカードに色は追加されない。
- 以前はゲーム外領域もゲームの外部であったが、基本セット2010でのルール変更によって追放領域に名称が変更され、ゲームの外部ではなくなった。
- トーナメントでは、「ゲームの領域に存在しないオブジェクト」はサイドボードのカードに限定される。
- アンヒンジドで登場した最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域はゲームの外部に含まれない。というより、イメージ的にはマジックに含まれていない。
ゲームの外部を参照するカード
- Ring of Ma'ruf
- 願い
- 研究/Research
- ウラモグの種父/Spawnsire of Ulamog
- 久遠の闇からの誘引/Coax from the Blind Eternities
- 首謀者の収得/Mastermind's Acquisition
- 君主の領域/Sovereign's Realm(策略)
- Collector Protector(アンヒンジド)
- 大会常連、スパイク/Spike, Tournament Grinder(Unstable)
ゲーム外の人物
ジョーク・セットのUnstableでは、ゲーム外の人物/Person outside the gameの選択を必要とするカードが存在する。ゲーム外の人物とは、現在そのゲームに参加しているプレイヤーを除くすべての地球上の人物である。
- 敗北して既にゲームから除外されたプレイヤーを選んでもよい。
- マジック:ザ・ギャザリングを知らない人物でもよい。
- 周囲にだれもいない場合、電話やSNSなど遠隔で人物を選んでもよい。
- ルールで明記されていない問題になりやすい点として、「誰がそのゲーム外の人物を指名するか」「プレイヤーはその人物の選択に何らかの介入(口出しや誘導など)をしてよいか」などが挙げられる。
ゲーム外の人物の選択を必要とするカード
- 生け贄プレイ/Sacrifice Play
- 不完全な探偵/Defective Detective
- 下請け契約/Subcontract
- 待ちぼうけ/It That Gets Left Hanging
- リス密売人/Squirrel Dealer
- 一人より二人がいいさ/Better Than One
- なんとか隷属機/Kindslaver
参考
- 『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集(News 2017年11月22日)
- 領域
- ルーリング
引用:総合ルール 20231117.0