顕在的防御/Blossoming Defense
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一時的なP/T強化と呪禁を与える緑のインスタント呪文。レインジャーの悪知恵/Ranger's Guileの修整値が増えた上位互換。
実用的な強化値と除去耐性を1マナで実現してくれる優良なサポートカード。クリーチャーを守りながらクロックの底上げを図れるため、除去耐性はないが強力なアタッカーを擁するビートダウンや、単一のクリーチャーによる1ショットキル及びそれに類似した戦略を取るコンボデッキへの採用に適する。
スタンダードでは神聖な協力/Blessed Allianceや残骸の漂着/Settle the Wreckageといった優秀なアンチアグロカードが広く見られた環境ながら、ローテーションを迎えるまで赤緑ビートダウン、黒緑巻きつき蛇、青黒緑ビートダウン、鉄葉ストンピィなどを主として、様々な緑系のビートダウンで採用され続けた。撃砕確約/Built to Smashや放たれた怒り/Uncaged Fury等とともに静電気式打撃体/Electrostatic Pummelerによるワンショットプランを支える、高速展開した原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hungerを浮いたマナで保護するといった働きは秀逸なハイライト。
モダンとレガシーでは感染デッキで採用される。巨森の蔦/Vines of Vastwoodの方がカード一枚あたりの強化値が大きく、対戦相手のクリーチャーへ擬似被覆を与えられる柔軟性から優先されるものの、こちらも強化効率は同等かつ取り回し良く扱える軽さといった強みがある。レガシーでは1~2枚が稀に積まれる程度だが、モダンでは登場間もなくから結果を残し、3枚ほどのこれを巨森の蔦4枚と併用したデッキリストがしばしば見られる。