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不屈の部族シュートは、パウパー環境に存在している白青デッキ。不屈の部族/Tireless Tribeと裏返し/Inside Outを用いた瞬殺型のコンボデッキである。裏返しの英語名からInside Out Combo、または単にInside Outと呼ばれることもある。
概要
Inside Out / 裏返し (1)(青/赤)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのパワーとタフネスを入れ替える。
カードを1枚引く。
Gush / 噴出 (4)(青)
インスタント
あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島(Island)を2つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。
カードを2枚引く。
デッキの基本的な動きは、不屈の部族/Tireless Tribeに裏返し/Inside Outを使いパワーとタフネスを入れ替え、手札を5枚以上捨ててパワーを20以上にして攻撃するだけ。最速先手2ターンキルのスピードを誇る。
不屈の部族をシュートするためにはキャントリップのシャドーの裂け目/Shadow Riftや空間の擦り抜け/Slip Through Spaceが使われる。不屈の部族を守るためには払拭/Dispelや堂々巡り/Circular Logicがあり、特に後者は共鳴者である不屈の部族と相性がいい。
その他には布告避けとカード・アドバンテージ稼ぎを兼ねるボーラスの占い師/Augur of Bolasや戦隊の鷹/Squadron Hawkなどと、ドローサポートで占められる。特に噴出/Gushは不屈の部族がいる場で使えば0マナで16点火力になる。軽いドローカードを多く取ってゼロックス的な構造となっている。
また、追加のアタッカーとして秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsや道の探求者/Seeker of the Wayを採用したタイプや、構造の似たフェアリーとハイブリッドしたタイプも存在する。
2019年5月に噴出とギタクシア派の調査/Gitaxian Probeが禁止されたことにより、大きく弱体化した。
Whiteout (1)(緑)
インスタント
すべてのクリーチャーは、ターン終了時まで飛行を失う。
氷雪土地を1つ生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるWhiteoutをあなたの手札に戻す。
特にコンボの爆発力に寄与していた噴出の禁止は痛手となった。その後、Whiteoutを採用し、爆発力をカバーしたタイプが結果を残した。Whiteoutがあれば戦場の氷雪土地の枚数が擬似的に手札の枚数になるためである。
サンプルリスト
コンボ特化型
初期型
- 備考
- Pauper Challenge #10890380 on 09/24/2017 優勝(参考)
- 使用者:greenprinny
- フォーマット
噴出、ギタクシア派の調査禁止後
- 備考
- Pauper Challenge #11958538 on 09/01/2019 ベスト8(参考)
- 使用者:PauloCabral_Br
- フォーマット
フェアリー型
- 備考
- Pauper Constructed League on 11/19/2017 5-0(参考)
- 使用者:billster47
- フォーマット
テツモス型
初期型
- 備考
- Pauper Challenge #11818125 on 03/10/2019 準優勝(参考)
- 使用者:Entropy263
- フォーマット
噴出、ギタクシア派の調査禁止後
- 備考
- Pauper Constructed League 5-0(2019/05/29)(参考)
- 使用者:Entropy263
- フォーマット
参考