溶暗/Fade Away
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当時の青によくある、対戦相手に選択権のある除去カード。クリーチャー1体につき、マナの支払いかパーマネントの生け贄を要求する。
決まれば一気に状況をひっくり返えせる。例えば、多数のクリーチャーを並べた対戦相手がフルタップしている隙に唱えると、大きな損害を与えられるだろう(クリーチャーと同数のパーマネントを除去)。対戦相手がこれを警戒してマナを残すようになれば、間接的にマナ拘束ともなる。
また、自分が損害を受けないためには、これのマナ・コストの3マナ+クリーチャー数のマナが確保できていれば良く、これが効果を発揮する中盤以降はそれほど難しいものではない。
リミテッド、特にドラフトではテンポが重要であるため、中盤以降にもタップアウトしてクリーチャーを展開することが多い。 そのため、狙えば一方的にアドバンテージを得られる可能性が高く、トップコモンの一つとして数えられる。
構築ではビートダウンデッキに対する青のマナ拘束なら、不確実なこれより同じテンペスト・ブロックのプロパガンダ/Propagandaで十分。そちらは攻撃抑止にも繋がる。
パウパーでは青単フェアリーやFamiliar Comboなどの青系デッキでしばしばサイドボードに採用されていた。