遺跡の碑文/Inscription of Ruin

提供:MTG Wiki

2020年10月29日 (木) 23:18時点におけるPalmatumn (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Inscription of Ruin / 遺跡の碑文 (2)(黒)
ソーサリー

キッカー(2)(黒)(黒)
以下から1つを選ぶ。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに以下から望む数だけ選ぶ。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカード2枚を捨てる。
・あなたの墓地からマナ総量が2以下のクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。
・マナ総量が3以下のクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。


碑文サイクルモード手札破壊小型クリーチャーリアニメイト、小型クリーチャーの除去

手札破壊のモードは詭計/Deceptionマナ・コストも同じで上位互換になっている。3番目のモードとは異なり手札を貯め込むコントロールデッキ相手に有効。

リアニメイトのモードは立身/Claim。3マナ呪文で2マナまでのクリーチャーしか釣れないのは若干マナ効率が悪いが、モードの一つとして他の選択肢もあるため及第点。

除去のモードは再生を許す燻し/Smother。1番目のモードとは異なり小型クリーチャーを展開するアグロデッキ相手に有効。

いずれもの基本的な役割を反映したモードで、1番目と3番目のモードが異なるアーキタイプに対して有効なため腐りにくい。だがそれゆえに同サイクルの他2枚と異なりキッカーで全モードを実行しても自己シナジーが特段生じるというわけでもない。

スタンダードでは青黒ならず者でユーティリティーカードとして採用される。2番目のモードも遺跡ガニ/Ruin Crab空飛ぶ思考盗み/Soaring Thought-Thiefを拾えるため全モードが使いやすい。

  • 日本語版のカード名は誤訳の可能性がある。"Ruin"を「遺跡」と訳しているが、実体の無い概念を表しているサイクルの他2枚に対し、これだけ具体的な現物を示しており、若干不自然になってしまっている。破滅のロッド/Rod of Ruin等に倣い、「破滅の碑文」とするのが適切であろう。

関連カード

サイクル

ゼンディカーの夜明けの碑文サイクル。3つのモードから1つを選ぶインスタントソーサリーで、キッカーコスト支払うと望む数のモードを選べる。に1枚ずつ存在する。稀少度レア

参考

MOBILE