溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned

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2021年11月3日 (水) 23:47時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
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Lier, Disciple of the Drowned / 溺神の信奉者、リーア (3)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

すべての呪文は打ち消されない。
あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるすべてのカードはフラッシュバックを持つ。そのフラッシュバック・コストは、そのカードのマナ・コストに等しい。

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すべての呪文打ち消されなくなる能力と、自分の墓地にあるインスタントソーサリーフラッシュバックを与える2種類の常在型能力を持つ伝説のクリーチャー

これが存在する限りは打ち消し呪文がすべてになるので、打ち消しを多用するコントロールデッキにとってはマストカウンター。限定的ながら護法対策にもなる。そう言ったデッキに対して通して守り切ることができれば圧倒的に優位な状況を築けるが、こちらも身を守るために除去を打ち消せない事には注意。これ自体を守る手段は呪禁バウンスといった打ち消し以外の手段に限定されてしまい、戦場に残り続けるのは難しく、これ自体がそれなりに重いこともあって軽量の除去を連打されてしまうとテンポ・アドバンテージで後れを取りやすい。事前にハンデスやピーピングにより相手の対策手段が尽きたのを確認してから唱えるのがよいだろう。

一度戦場に出てしまえば、フラッシュバックを与える能力であらゆるインスタントとソーサリーが2回使えるようになり、莫大なカード・アドバンテージを獲得できる。墓地にある程度カードが落ちていないと本領は発揮できないので、考慮/Consider切削で予め墓地のカードを増やしておき、畳みかけたい。一方、性質上今引きに対してはほぼ無力。自分を戻せる呪文は予め準備し、対策しておきたいところ。事実上の打ち消しでありながら、自身の能力で妨害されないゼロ除算/Divide by Zeroとの相性は特に良好。

スタンダードではグリクシス天啓に採用される。

  • 過去のカードで言うと使い勝手はヨーグモスの行動計画/Yawgmoth's Agendaに近い。序盤の手札破壊除去バウンス呪文を再利用してリソースを稼ぐという点が共通する。打ち消しの再利用に関する制限も、こちらは呪文全てを打ち消されなくすることで、あちらは各ターンに1度しか呪文を唱えられなくすることで対応している。

ルール

ストーリー

リーア/Lierイニストラード/Innistradに住む人間/Humanの司祭。男性(イラスト1イラスト2)。

リーアは、海と嵐を司る古の神を崇拝する教団の、邪悪で強大な高司祭だ。その教団は吸血鬼/Vampire流城のルノ/Runo Stromkirkが何十年も前に設立したもので、リーアほどに熱心な司祭はこれまでいなかった。彼が説くところによれば、地上は恐怖で覆われており、それは人類が地上を踏むことを意図されていなかった確かな証拠だ。そして教団の崇める神が戻ってきた暁には、海が地上を飲み込み、相応しき者だけが海中の楽園に連れて行かれるのだ。今のところ、この主張は立証されていない。

登場作品・登場記事

参考

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