アルハマレットの書庫/Alhammarret's Archive
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2024年9月14日 (土) 02:49時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
自分のライフ回復とドローを2倍にする伝説のアーティファクト。加護の反射/Boon Reflection+思考の反射/Thought Reflectionといったところだが、ドロー・ステップの通常のドローは2倍にならない。
元となったエンチャント2枚の能力を1枚で、また色を問わず扱えるようになり、そのコスト・パフォーマンスはかなり高いと言える。ただし他のカードを使用しなければただの置物となるので、手放しでデッキに投入できるものではない。
登場時のスタンダードでは、マグマの洞察力/Magmatic Insight、苦しめる声/Tormenting Voice、宝船の巡航/Treasure Cruiseといった使いやすい複数枚ドローカードとの併用が考えられる。ライフ回復の能力についてはメインとして意識するよりは光輝の泉/Radiant Fountainやタルキール覇王譚の隠れ家のETB能力を倍加できればよいだろう。
実際にテーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロックのスタンダードで、上記のドローカード群と共に青赤ライブラリーアウトに1枚挿しされている。
- 鏡の画廊/Mirror Galleryを用いてアルハマレットの書庫を2つコントロールしている場合、ライフ回復量とドロー枚数は4倍になる。同様に3つコントロールしている場合は8倍、4つコントロールしている場合は16倍…となる。
- 特にデッキで併用される訳ではないものの、回復とドローの組み合わせはスフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationと同じ。ストーリー上でこのカードを所有するアルハマレット/Alhammarretはスフィンクスであるため、意識しているのかもしれない。
[編集] ストーリー
ヴリン/Vrynの調停者、アルハマレット/Alhammarretが所有する情報保管庫(イラスト)。
この部屋の棚に収められているものは書物ではなく――巨体かつ獣の手を持つアルハマレットに人間の本を読むことはできない――水晶球のような透明の球体である。それぞれの球にはアルハマレットの理論、覚え書き、思案といったあらゆる情報が記録されており、パイプオルガンのようなペダルを踏んで操作することで、任意の球を投影機にセットし、情報を部屋の中央に映し出すことができる。
[編集] 参考
- #Value - Wayback Machine(2015年6月27日アーカイブ分)(Daily MTG、Command Tower、2015年6月25日 文:Adam Styborski)
- アルハマレット/Alhammarret(背景世界/ストーリー用語)
- 2回目の行動を参照するカード
- カード個別評価:マジック・オリジン - 神話レア