魂の養育者、ベス/Bess, Soul Nourisher

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2022年5月25日 (水) 16:40時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
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Bess, Soul Nourisher / 魂の養育者、ベス (1)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 市民(Citizen)

基本のパワーとタフネスが1/1でこれでない1体以上のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、魂の養育者、ベスの上に+1/+1カウンター1個を置く。
魂の養育者、ベスが攻撃するたび、ターン終了時まで、基本のパワーとタフネスが1/1であなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーは+X/+Xの修整を受ける。Xは、魂の養育者、ベスの上にある+1/+1カウンターの数に等しい。

1/1

基本のパワータフネスが1/1のクリーチャーによって強化され、また強化しかえす伝説の人間市民

最初は自身も1/1と貧弱極まりないサイズだが、専用に組まれたデッキであればあっという間に膨れ上がるだろう。自身の強化も能力の活用も横に並べれば並べるほど狙いやすくなるため、小型クリーチャーを一気に展開する手段を満載させ、ファッティに育て上げた後は展開させたクリーチャー軍団を一気にファッティにして対戦相手を飲み込む、典型的なビートダウン戦術に適性がある。

短所としては、まずこれを最大限有効に使う場合、デッキの大半を1/1で編成するようになること。これを引いてこなければ話にならないので統率者として指定することになるだろうが、その時点で戦術はバレバレ。狙いが分かりやすいため全体火力全体除去手札に残されやすく、固有色である白緑色の組み合わせだと、火力はともかく確定除去への対策が難しい。呪禁などで単体を守ることはできても、前述の通り打点を出すには他のクリーチャーにも強く依存する。1、2体保護できた程度ではアドバンテージの損失を誤魔化しづらく、良くも悪くもウィニーらしい強みと脆さを併せ持ったクリーチャー。

強化の誘発条件は「1体以上」。同時に複数体出る場合でも、それが1つの効果による処理ならば+1/+1カウンターは1つしか乗らない。逆に一度に多数の効果が誘発してクリーチャーが並ぶ硬鎧の大群/Scute Swarmなどとの相性は抜群。

関連カード

サイクル

ニューカペナの街角統率者デッキ友好色伝説のクリーチャーサイクル稀少度レア

ストーリー

ベス/Bessは、ニューカペナ/New Capennaで料理人として働く人間/Human。女性(イラスト)。

食事は魂の栄養だ。もちろん、食べなければ生きることはできないが、不味いものを食べているのでは、真に生きているとは言えない。高街/Park Heightsの華麗な方々は泡の立つ飲み物、上質なステーキ、若芽野菜、好みの部位を楽しむかもしれないが、都市の下層の住民も食べなければならないのは同じだ。人々は舌を刺激するだけでなく、燃料を補給し、体と魂の栄養を摂取する必要がある。ベスはこの都市で最高の秘密にして、最悪の秘密だ――高街の白ずくめのシェフたちに匹敵する料理人にして、五つの一家/Familyで最も経験豊富な密輸人すらも恥じ入る物流の専門家なのだ。料理の達人たる彼女は、その作品を寄付したり、彼女の店より高い(そして彼女の店ほど美味しくない)飲食店から締め出された人々に提供したりする。

かつてロッコ/Roccoの下で副料理長を務めていたベスは、自分自身の厨房を持つために、そして生まれ育った街路に戻り、培った技術を都市の下層に持ち帰るために、その職を辞した。上層の住民は料理の技を評価せず、適切な場所で適切な者が見てくれるだけだった。食事は楽しんでもらうために、愛してもらうために作るもの。ベスにとって、料理とは人々を感動させるものではなかった――人々を養うものだったのだ。彼女の作る料理がたまたまこの都市で最高のものの一つになったということは、彼女の意見では、使命の正しさをまた新たに証明したに過ぎない。それは「人々のために料理する」という使命だ。

登場作品・登場記事

参考

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