クァーグノス/Quagnoth
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Quagnoth / クァーグノス (5)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
対戦相手1人がコントロールする呪文や能力によって、あなたがクァーグノスを捨てさせられたとき、それをあなたの手札に戻す。
スクラーグノス/Scragnothの強化版といったクリーチャー。サイズも点数で見たマナ・コストも一回り大きくなっている。
元になったスクラーグノスは打ち消されない、プロテクション(青)など、対青に特化したデザインとなっていた。それに対してこちらは、時のらせんですっかりお馴染みになった刹那で打ち消しを回避、さらに未来予知でキーワード能力化された被覆に、手札から捨てさせられても戻ってくる能力と、単体除去や手札破壊に対しても格段に強くなっている。コンセプト的には、対抗色である青と黒の両方に対したデザインと言える。
サイズも4/5となかなかの大型であるため、パーミッションなどの打ち消しを擁するコントロールデッキに対して有効なカードである。また4/4を一方的に葬れる上に火力も効かないので比較的中速のビートダウンにも効果的。
- これが捨てさせられた場合、その最後の能力があなたの墓地で誘発する。
- イクスリッドの看守/Yixlid Jailer(「墓地のカードはすべての能力を失う。」)が場に出ている場合、誘発しない。
- 能力誘発後に墓地対策等で取り除かれた場合は解決時に何もしない。
- 虚空の力線/Leyline of the Void等により直接ゲーム外領域に移った場合、能力はその領域で誘発し手札に戻る。
- メガハンデス対策として、緑マナが出ないデッキのサイドボードに入っていることも。捨てる側に選択権のあるハンデスばかりなので、毎回このカードを捨てることで手札破壊の効果を大きく減らせる。
- 開発時の名称は「Boss Scragnoth」。(→Timeshift After Timeshift参照)
ストーリー
クァーグノス/Quagnothは全身が灰白色で頭部は青・赤の縞模様、黒く大きな二つの眼と牙の生えた口を持ち、後頭部から背中にかけて黄色のトゲを多数生やし、背面と腰部に赤味がかったヒレ、前足2本後足2本で四肢には各3本の指と鋭い鉤爪、長い尾を持つトカゲのような生物(イラスト)。スクラーグノス/Scragnothの仲間であり、酸の海に住み、鉄の海藻(ironkelp)を寝床とする。その鱗は生息地の酸性水に耐え跳ね返すだけの力があり、魔法にも同様の抵抗力を持っている。
- 「quag-」は「沼、湿地」の意。
登場
- Lexicon of the Future(公式記事)