機体整備/Tune Up
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ソーサリー
あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。それが機体(Vehicle)なら、アーティファクト・クリーチャーになる。
復元/Refurbishの亜種。機体をリアニメイトした場合は永続的にクリーチャー化するようになった。
リアニメイトデッキにおいてはわざわざ搭乗要員を用意しなくても、釣り上げるだけで戦力にできるという点で事故率の低減に繋がる。特に搭乗コストが大きい救出エンジン/Salvation Engineのような機体と相性が良い。一方、クリーチャー化することでソーサリー・タイミングの除去を受けやすくなってしまうという弊害もある。
機体以外をリアニメイトする場合は復元と同じ感覚で使うことができる。登場時のスタンダードではファイレクシアへの門/Portal to Phyrexiaなどが狙い目か。
霊気走破のリミテッドではサイクリング持ちの機体が少数ながら存在するため、それらとの組み合わせが強力。低レアリティで色の合うものでは、拘留戦車/Detention Chariotや空中観覧席/Skybox Ferryが狙い目となる。もちろん、緑などの墓地肥やし手段と組み合わせても良いだろう。常時クリーチャー化することによる脆さも、同セットは元々機体/クリーチャー両対応の除去が多いためあまり気にならない。
[編集] ストーリー
おたから/Lootの力でムラガンダ/Muragandaからアモンケット/Amonkhetへと逃れたチャンドラ/Chandra一行だったが、領界路/Omenpathの出口が上空に開いたために機体は地面に激突してしまった。脳震盪を起こしたチャンドラを休ませている間にダレッティ/Darettiが機体を確認すると、エンジンは壊れており修理するためのスクラップも残ってはいなかった。
「大方の連中には覆しがたいオッズだろう」ダレッティは言った。 「だけど私たちは『大方の連中』じゃない」ピアは答えた。
ダレッティとピアは協力し、ヤシの繊維やカバの骨といった自然の材料、そしてチャンドラの起こす炎により一晩かけて機体の修理に成功した。
- Aetherdrift | Episode 5: First Over the Line/第5話 決着へ(Daily MTG 2025年1月17日 K. Arsenault Rivera著)