焦熱の計画/Fiery Gambit
提供:MTG Wiki
Fiery Gambit / 焦熱の計画 (2)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とする。あなたがコイン投げに負けるかコイン投げをやめることを選ぶまでコインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けた場合、焦熱の計画は何の効果も及ぼさない。あなたが1回以上コイン投げに勝った場合、焦熱の計画はそのクリーチャーに3点のダメージを与える。あなたが2回以上コイン投げに勝った場合、焦熱の計画はすべての対戦相手に6点のダメージを与える。あなたが3回以上コイン投げに勝った場合、カードを9枚引きあなたがコントロールするすべての土地をアンタップする。
コイン投げに勝っていくたびに赤らしい効果が付加されていくカード。1回で「クリーチャーに3点ダメージ」、2回で「すべての対戦相手に6点ダメージ」、3回以上で「9枚ドロー+自分の土地すべてアンタップ」。
1回ごとにコイン投げを続けるかやめることを選ぶことができる。途中で負けた場合は、それまで何回勝っていてもこのカードは何の効果も及ぼさない。
ちなみに3回勝つ確率は1/8で12.5%、クラークの親指/Krark's Thumbを用いると27/64で約42%。鏡の画廊/Mirror Galleryを出した上でクラークの親指を2枚出せば約82%、3枚で98.83%、4枚で99.995%になる。反復/Reiterateやミラーリ/Mirariも確率を上げるのに役立つかもしれない。
- 対象となるクリーチャーがいないと使えないので注意。
- 双頭巨人戦では、2回勝たれるだけでも物凄く痛い。12点(ライフの1/3以上)がたったの3マナで削られてしまう。もっとも期待値的には12*(1/4)=3で3点なので、プレイヤー直接火力としては性能は悪いのだが。
- 負けるまで何回でも(4回でも10回でも)コイン投げを続けることができる。通常4回以上やることに意味は無いが、偶然の出合い/Chance Encounterなどがあれば意味がある。ただ、素直に3回で止めておいた方が得なので、普通はやらない。
- 「何の効果も及ぼさない」と書かれたカードは、このカード(と黎明期特有の例外的デザインであるFalling Star)だけである。混沌の赤の中でも特に際立ったカードといえる。