マイコロス/Mycoloth
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クリーチャー — ファンガス(Fungus)
貪食２（これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーはその数の２倍に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。）
あなたのアップキープの開始時に、マイコロスの上に置かれている+1/+1カウンター１個につき、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを１体生成する。
アラーラの断片で新たに導入されたキーワード貪食持ちのファンガスクリーチャー。
アラーラの断片における、能力が貪食と関連しているクリーチャーは他にタールの悪鬼/Tar Fiend（手札破壊）や髑髏覆い/Skullmulcher（ドロー）がいるが、これは置かれている+1/+1カウンターの数だけ苗木トークンを毎ターン自分のアップキープの開始時に生み出すというもの。
1体でも貪食すれば5マナ6/6・トークン生産能力と、なかなかのコスト・パフォーマンスをほこる。さらに除去などでもされない限り、2枚目以上はさらに大きなP/Tと大量のトークン生産能力を持ったマイコロスを場に出すことも可能（やりすぎてもオーバーキルになるだろうが・・・）。ペースは遅めだが、場に残り続けさせることができれば数によるかなりの爆発力を期待できる。そのため、こいつ自身は巨大に膨れ上がったものの回避能力を何も持たないためチャンプブロックでしのがれる、ということがあっても数による制圧もありえるため優秀なクリーチャーである。地上におけるこいつの制圧力は、フィニッシャーとして充分なほど。
しかしそれはこいつが場に残っていたらの話であり、こいつ自身は回避能力もなければ、タフネスが高くなると言うこと以外の除去耐性も持たないため、相手によってはトークンが出る前に対処することは容易だし、そうなるとこちらは多くのアドバンテージを失うことになるため場に出す際は慎重になる必要がある（もっともこのことは、他の貪食持ちに関しても言えることだが）。
一時的にクリーチャーは減るものの、次の各（自分の）ターンからはより多くのクリーチャーが生まれるので、数を展開したいならデッキに投入しても良いだろう。ただし、繰り返すが除去には注意。
