後攻
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後攻/Draw Firstは、先攻の反対。あとからプレイすること。先攻は有利なので一番初めのドロー・ステップを飛ばし、カードが引けないが、後攻は1ターン目からカードが引ける。
ただ、多くのデッキではカード1枚よりも相手より早く動けることを重視するため、あまり積極的に後攻が選ばれることは多くない。
ただし、一概に先攻優位とも言えない場合がある。以下はその具体例
- コントロールデッキのミラーマッチでは、双方のデッキの展開が速くないこと。
- よりハンド・アドバンテージを得ようとする意図から、後攻が選択される場合もある。
- 土地税/Land Tax、税収/Titheを機能させるためにあえて一手遅い後攻を選ぶこともままある。
- シールドも環境によっては、後攻が優位といわれる場合がある。
- インベイジョン・ブロックやラヴニカ・ブロックが典型。また、知恵カードの多く存在する神河救済などを用いる場合も顕著。
リアニメイトデッキの場合、あえて後攻を選択し、1ターン目に土地を出さず手札上限によるディスカードを利用して手札に来たクリーチャー・カードを墓地に落とす光景が見られた。もちろん2ターン目には再活性/Reanimateや、暗黒の儀式/Dark Ritualから浅すぎる墓穴/Shallow Graveや死体のダンス/Corpse Danceが飛んでくる。
- 先攻・後攻の決定はマリガンチェックよりも先であるため、手札の内容を見てから後攻を選ぶ…等という事はできない。
- 時のらせんでは、後攻の時のみ使用できる能力を持つカード(宝石の洞窟/Gemstone Caverns)が登場する。