精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
提供:MTG Wiki
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
ワールドウェイク版ジェイス。忠誠度能力を4つ持つ初のプレインズウォーカー。ついでに忠誠度±0の能力も史上初である。
1つ目の能力は占術1か消術1。自分に使えば、ライブラリーの一番上の不要な土地を弾くなどしてドローの質を高める事ができる。対戦相手を対象に取る場合はその逆をやればいい。余り機会はないだろうが、対戦相手がライブラリーの一番上に置く系の教示者を用いた後に起動すればそれを実質無駄撃ちにできる。この能力は、潜在的なアドバンテージを得ることができる。
2つ目の能力は渦まく知識/Brainstorm。渦巻く知識はインスタントである事が強さの一因なのだが、それでも恒久的に使えるのは心強い。この手の能力の問題である「ライブラリートップに必要の無いカードが溜まる」点も、1つ目の能力で自己解決できる(時間はかかるが)。
3つ目の能力は送還/Unsummon。他の能力と多少噛み合わないが、あるとないでは大分違う。
4つ目の能力つまり大技は、ローウィン版ジェイス同様ライブラリー破壊で、簡単に言えば対象のプレイヤーの手札がライブラリーになってしまうというもの。対戦相手を対象にこの能力を起動できるほどにゲームをコントロールできているならば対戦相手は数ターンでライブラリーアウトを起こして倒れるであろう。
初期忠誠度が3しかないが、+2能力を即起動すれば比較的長持ちする。対戦相手のライブラリーを操作してみて、うまく火力を弾ければしめたものである。