広がりゆく海/Spreading Seas
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Spreading Seas / 広がりゆく海 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
広がりゆく海が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
エンチャントされている土地は島(Island)である。
海の要求/Sea's Claimのキャントリップ版、又は青くなった汚れた井戸/Tainted Well。
リミテッドではリバー・ボア/River Boa等島渡りと併用してみたり、対戦相手に色事故を起こさせたりと地味ながら侮れない役割を果たす。
構築では土地破壊と同様に、中低速の多色デッキ、特にトップメタのジャンド対策として使われた。このカードでは実際に土地を破壊することはできないが、キャントリップ付きなのでカード・アドバンテージを失わずに、マナ拘束をかけてテンポを落とさせることができる。登場時のスタンダードでは青を含む3~4色のコントロールがサイドボードに搭載したほか、見紛う蜃気楼/Convincing Mirageも併用し、続唱を利用してこれらのエンチャントを大量に唱えてマナ拘束を行う専用デッキも存在した。
ワールドウェイク参入後のスタンダードでは、ミシュラランドを無力化できることから重要度が増し、青系コントロールの復権に伴って高い採用率を誇った。多色デッキや特定の特殊地形を軸としたデッキは常にこれを念頭に置いた構築、プレイングが求められるなど、環境に少なからず影響を与えたが、アラーラの断片ブロックがローテーションで落ちてからは、3色以上のデッキの減少などの理由からあまり採用されなくなっていたが、ヴァラクートがメタ中となってからは、その対策カードとして採用され、世界選手権10の青黒コントロールトップ3独占に貢献した。