深淵の迫害者/Abyssal Persecutor
提供:MTG Wiki
Abyssal Persecutor / 深淵の迫害者 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)
クリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、トランプル
あなたはゲームに勝利することはなく、あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない。
4マナ6/6飛行トランプルと凄まじい戦闘能力を誇るデーモン。 だが、逆白金の天使/Platinum Angelとでも言うべきルール破壊能力を持ち、これが戦場にいる限り対戦相手が敗北しなくなってしまう。そのため、強力な戦闘性能で対戦相手のライフを削りきることができても、能力によって勝利できず対戦相手を敗北させられないジレンマを持つ。
もっとも、これが戦場から姿を消しても対戦相手のライフが回復するわけではない。つまり、対戦相手のライフを0点以下にしたらこのクリーチャーを自分で始末してしまえば「あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない」常在型能力が消滅し、そのまま対戦相手を敗北させられるのである。
後始末さえキチンと考えておけば、軽く強力なクリーチャーには違いないので、ビートダウン、コントロール問わず採用に値する。仮にライフを0点以下にした後で始末できず立ち往生しても、これ自身が巨大なブロッカーとなってこれを始末できるカードを引くまでの時間を稼いでくれるだろう。ただし、黒でタフネス6のこれを始末できるカードは限られる上、始末できるかが勝敗をそのまま左右するので、デッキ構築の段階から十分に工夫が必要になる。
- こいつを始末する最も簡単な方法は対象をとる除去やバウンスだが、最も妨害を受けやすい点にも注意。カウンターはもちろん相手方によるプロテクションや被覆付与の危険も残る。布告系ならプロテクションや被覆付与の心配はないが、カウンターされる危険は残る。最も確実性が高いのは吸血鬼の貴族/Vampire Aristocratや骨の粉砕/Bone Splintersなどでコストとして生け贄に捧げてしまうことだろう。ただし、CIPや起動型能力の場合、本体の方がカウンターされる可能性があるので注意。
- 塵の精霊/Dust Elemental以来の4マナ6/6飛行である。
参考
- 壁紙・待受(Daily MTG)