天才のひらめき/Stroke of Genius

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2011年2月11日 (金) 18:19時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
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Stroke of Genius / 天才のひらめき (X)(2)(青)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードをX枚引く。


ウルザズ・サーガで多く作られたアルファベータ版の強力カードのリメイクの1つで、Braingeyserをリメイクして作られたXドロー呪文

シングルシンボルとなって多色デッキに入れやすくなり、インスタントに変化されたことによる使いの望む対応撃ちができるようになった。その分1マナ重くすることでバランスを取っている。パーミッション対戦相手終了ステップ唱えたり、後半戦においての大量ドローに変換したりと幅広い用途がある。

しかも、収録されているウルザ・ブロックには多数のマナ・アーティファクトトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなど、強力なマナ加速が数多く存在したため、重くなったデメリットが薄れ、メリットばかりが目立つ結果になった。

パーミッション(青茶単)での大量ドロー手段や、マナ・クリーチャー+ガイアの揺籃の地で加速するリス対立、マナ・アーティファクトでブーストするティンカー茶単デッキなど、青系デッキ全般で中核的ドローカードとして活躍した。

さらに、状況によっては対戦相手を対象にし大量にカードを引かせることで対戦相手をライブラリーアウトに持ち込むこともできる。青茶単ミラーマッチの決め手となった他、ティンカースーサイドブラウンでも崩れゆく聖域/Crumbling Sanctuary後のエンドカードとなった。

そして、これらの性質を最大限に悪用したのがかの極悪コンボデッキ、MoMaである。精神力/Mind Over Matter手札をマナに変え、これでマナを手札に変換することで一気にマナを増幅し、そのマナを費やしたこのカードを対戦相手に撃ち込むことで対戦相手をライブラリーアウトさせることができた。つまり、コンボパーツとエンドカードの役割を一枚で兼用していたのだ。MoMaの別名、「ターボ・ジーニアス(Turbo Genius)」の由来でもある。

総合的にオリジナルの強さを超えた好例と言えよう。

1999年1月1日より、ヴィンテージ制限カードType1.5では禁止カードに指定される。2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでは禁止されていない。2004年12/20よりヴィンテージでの制限を解除、全てのエターナル環境で4枚使えるようになる。

参考

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