ジャッカロープの群れ/Jackalope Herd
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このカードの場合、自分でインスタントを唱えて当て逃げや除去の回避などができるので完全にデメリットというわけではないが、後続のクリーチャーが呼べず、ハルマゲドン/Armageddonのようなカードで場を固定するわけにもいかないので、不利な側面の方が大きいと言えそう。
エクソダスの発売前に書かれたコラムでは、当時の強力な壁であった根の壁/Wall of Rootsで止まらないサイズに、神の怒り/Wrath of Godを相手に打たれても自分で撃っても手札に戻ってくるという能力であったため、エクソダスの要注目のカードの一枚として書かれていたが、結果は大した活躍もできずにローテーション落ちになった。
同時に登場したドルイドの誓い/Oath of Druidsによってより大きなクリーチャーが容易に場に出るようになり、大変動/Cataclysmによって神の怒りがあまり使われなくなったなどと、ある意味出る時期が悪かったのかもしれない。だからといって、当時よりもクリーチャーの質が上がっている現在ではもう使われることはないだろう。
- ジャッカロープというのはいわゆるUMA。未確認生物である。アンテロープやシカの角がついた兎だと言われていて、名前もジャックラビット(ノウサギの一種)とアンテロープから来ている。
- 2008年のオラクル改正で兎のクリーチャー・タイプを獲得した。