心の守り手/Keeper of the Mind
提供:MTG Wiki
Keeper of the Mind / 心の守り手 (青)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(青),(T):あなたがこの能力を起動するに際し、あなたが持っている手札のカードの枚数よりも、自分の手札にあるカードの枚数が2枚以上多い対戦相手1人を対象として選ぶ。カード1枚を引く。
1/2エクソダスの青の守り手。対戦相手が自分より2枚以上の手札を持つときにのみ起動でき、1枚ドローできる。
1マナとタップだけで手札を1枚増やせる点は優秀だが、その起動条件を満たすのが大変。バウンスと組み合わせるなどの工夫が必要である。
- 起動制限のチェックとして対戦相手1人を対象とするが、効果はその対戦相手に何もしない。
- このカードのイラストは検閲を受けたものとして知られている。元は女性が自身の股間を指差すような構図で少しきわどい方向だったため、イラストは上半身のみにトリミングされ、しゃがんでいることが連想できないように修正された。
- このカードのイラストレーター兼アートディレクターのMatt Wilson(Matthew Wilson)は、アングルードのCensorship(検閲)で検閲を受けた絵を使うというジョークとして、このカードの修正前のイラストの下半身をトリミングしたものを使用した。Censorshipのイラストはほとんどが黒棒で塗りつぶされているが、公式記事「Censorship Uncensored」で、心の守り手とCensorshipの塗りつぶしていない状態のイラスト(ただしモザイクはそのまま)を合わせたものが掲載された(画像)。
関連カード
サイクル
エクソダスの守り手サイクル。クリーチャーやライフなどの状況が不利な時に能力を起動できるクリーチャー。
- 光の守り手/Keeper of the Light
- 心の守り手/Keeper of the Mind
- 死者の守り手/Keeper of the Dead
- 炎の守り手/Keeper of the Flame
- 獣の守り手/Keeper of the Beasts
印刷時の起動型能力は、「対象となった対戦相手(またはそのコントローラー)についてチェックする」という現在では不可能な起動制限が与えられていた(起動制限は起動を始める前にチェックされるが、対象はその時点より後では選ばれないため)。
この問題を解決するために、オラクル更新で、光の守り手/Keeper of the Light、心の守り手/Keeper of the Mind、獣の守り手/Keeper of the Beastsの起動制限は「対象をとらずにすべての対戦相手をチェックする」ように変更され、残りの2枚は依然と対象にとるが、「起動時と解決時の両方で、あなたと対象をチェックする」ように変更された。
その後、2009年10月のオラクル更新で、これらのサイクルは「能力を起動した時点での自分と対象の対戦相手についてチェックする」という印刷時に近い挙動に変更された。対象が起動制限の役割を果たし、また、対象の条件は常に起動時の状況をチェックするため、解決する際に状況が変わっていても(対象が被覆などを持っていない限り)不正な対象で立ち消えすることはない。