ウーズ・サバイバル
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ウーズ・サバイバル(Ooze Survival)は、その名の通り壊死のウーズ/Necrotic Oozeを使用したレガシーのサバイバル系瞬殺コンボデッキ。
概要
クリーチャー — ウーズ(Ooze)
壊死のウーズが戦場に出ているかぎり、それはすべての墓地にあるすべてのクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
4/3エンチャント
(緑),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 構築物(Construct)
Phyrexian Devourerのパワーが7以上になったとき、それを生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:Phyrexian Devourerの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはその追放されたカードのマナ総量である。
適者生存/Survival of the FittestでPhyrexian Devourerとトリスケリオン/Triskelionを墓地に落とし壊死のウーズ/Necrotic Oozeを戦場に出す。壊死のウーズに両者の起動型能力を持たせ、壊死のウーズに+1/+1カウンターを乗せる→それを火力として射出の動きをライブラリーの続く限り繰り返し、対戦相手を瞬殺する。
適者生存に似た能力を持つ獣相のシャーマン/Fauna Shamanも同時に採用される。また別口の勝利手段として、適者生存や獣相のシャーマンと相性のよい復讐蔦/Vengevineも採用されることが多い。
このデッキの利点は、キーカードがすべてクリーチャーであるため、適者生存一枚で下準備のサーチと墓地肥やしを達成でき、安定性が非常に高いことである。デッキ内でコンボに割くスロットも少なく、さらにサバイバルデッキ自体のシルバーバレット戦略による柔軟性の高さも相まって極めて強力なデッキとなったが、適者生存自体が2011年1月1日以降レガシーの禁止カードに指定されてしまい、消滅を余儀なくされた。
- Phyrexian Devourerの持つ自滅能力は誘発型能力なので、壊死のウーズがその能力を持つことはない。よって、コンボ中に壊死のウーズのパワーが7以上になっても生け贄に捧げる必要はない。
- 壊死のウーズに献身のドルイド/Devoted Druidとつまみ食い貯め/Morselhoarderの能力を持たせ、無限マナから妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Faeでライブラリーアウトさせるバージョンも存在した。しかし、スロットの関係から最終的にはこちらが主流となった。
- 適者生存/Survival of the Fittestが現役である統率者戦では、このコンボを組み込んだデッキが活躍を続けている。