アジア太平洋選手権98
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アジア太平洋選手権98/Asia Pacific Championship 1998は、1998年に日本にて開催されたアジア太平洋選手権。
決勝戦では、中村聡のスパイクの誓いと笹沼希予志のパンデモノートというマジック史上稀に見るオリジナルデッキ同士(共に大会使用者1名)による決勝が行われ、中村聡が優勝を飾った。ちなみにこの2人は顔見知りで、スパーリングパートナーとして普段から対戦を繰り返していた。その時には中村聡はパンデモノートに全く勝つことができず、そのためにデッキ全体を土地破壊にシフトさせるチューンを施していた。それがスパイクの誓いをノンクリーチャーデッキにも強くし、最終的に優勝する原動力となったのである。
- 準決勝では、金往年がプレイミスでゲームロスを2回受けた。1戦目はバイバックの宣言忘れ、2戦目は同一ターンに土地を2回置いたためである(どちらも、既に1回警告を受けていたのでゲームロスとなった)。もっとも、長丁場で疲労がピークに達していたので思わずミスしたのだろう。この時に置いた土地は2枚目の流砂/Quicksand。中村聡のスクラーグノス/Scragnothを除去するには唯一この2枚の組み合わせしかなかった。
基本データ
- 日時:1998年7月26日~7月27日
- 開催地:東京(1日目:有明ビッグサイト、2日目:インターコンチネンタルホテル東京ベイ)
- フォーマット
- 1日目:ブースター・ドラフト(テンペスト・ブロック)
- 2日目(決勝):スタンダード(第5版+ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック)
ベスト8
- 優勝 中村聡 (スパイクの誓い)
- 準優勝 笹沼希予志 (パンデモノート)
- 第3位 石田格 (プロスブルーム)
- 第4位 金往年 (ユーロブルー)
- 第5位 板谷栄作 (青赤タッチ白緑カウンターフェニックス)
- 第6位 Sam Lau (青白コントロール)
- 第7位 松尾悟郎 (アーマースキン)
- 第8位 唐宗漢 (ユーロブルー)