スパイクの誓い
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スパイクの誓い(Oath of Spikes)は、中村聡が、アジア太平洋選手権98で使用して優勝した土地破壊型コントロールデッキ。オース系のデッキであり、ドルイドの誓い/Oath of Druidsとガイアの祝福/Gaea's Blessingのコンボを軸とする。
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開してもよい。前者のプレイヤーがそうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、これにより公開された他のすべてのカードを自分の墓地に置く。
クリーチャー — スパイク(Spike)
スパイクの織り手は、その上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
(2),スパイクの織り手から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体を対象とし、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
(1),スパイクの織り手から+1/+1カウンターを1個取り除く:このターンに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。
繁茂/Wild Growth、エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyardにより、2ターン目から冬の抱擁/Winter's Graspによって土地破壊が可能。スパイクの能力により、当時のルールにあったエラダムリーのぶどう園によるマナ・バーンを回避することができる。
対戦相手のクリーチャーはスパイクの飼育係/Spike Feederとスパイクの織り手/Spike Weaverでやり過ごし、土地破壊で相手が何もできなくなったところを、大きくなったスパイクの兵士/Spike Soldierで倒す。場合によっては、エラダムリーのぶどう園によるマナ・バーンで相手を倒せることもある。
- ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesでなく繁茂を採用したのは、ドルイドの誓い/Oath of Druidsの影響でマナ・クリーチャーが入らないがマナ基盤が足りなかったかららしい。
- テストプレイ時に笹沼希予志のパンデモノートにズタボロにされたため、土地破壊にシフトしている。(デュエリスト・ジャパン vol.4 P20~21「業師・中村聡のAPAC'98体験記~私はこうしてAPACを制した~」より)
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- アジア太平洋選手権98 優勝
- 使用者:中村聡
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (12) | |
4 | スパイクの飼育係/Spike Feeder |
4 | スパイクの兵士/Spike Soldier |
4 | スパイクの織り手/Spike Weaver |
呪文 (28) | |
2 | ガイアの祝福/Gaea's Blessing |
4 | 冬の抱擁/Winter's Grasp |
4 | 忍び寄るカビ/Creeping Mold |
4 | エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard |
4 | 繁茂/Wild Growth |
4 | ドルイドの誓い/Oath of Druids |
4 | ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace |
2 | 呪われた巻物/Cursed Scroll |
土地 (20) | |
16 | 森/Forest |
4 | 不毛の大地/Wasteland |
サイドボード | |
3 | リバー・ボア/River Boa |
2 | ハートウッド・ツリーフォーク/Heartwood Treefolk |
2 | スクラーグノス/Scragnoth |
3 | エメラルドの魔除け/Emerald Charm |
3 | 無垢への回帰/Seeds of Innocence |
2 | シャドーの迷路/Maze of Shadows |
- 世界選手権98にもこのデッキを使用して、他の日本代表選手が苦戦するなか、見事5勝1敗の成績をあげた。