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コモン/Common

ありふれた、の意。 1つのブースターパック15枚あたり11枚入っている、もっとも稀少度が低いカード。 エキスパンション・シンボルの色は黒。

基本的に単純で標準的なカードで構成されるため、テキストの長いカード、複雑な処理をするカード、色の役割を逸脱したカードなどは含まれない。 また、その出やすさからリミテッドの基本戦術を形成するので、リミテッドで支配的になってしまうカードも除外されている。

その単純さゆえに劇的なカードは少ないが、強力なカードを含まないということはない。 小技ゆえ使いやすいカード（巨大化/Giant Growthなど）が多数存在することもまた事実である。

下手なレアよりコモンのほうがよっぽど強いということもままある。 たとえば、対抗呪文/Counterspellや怨恨/Rancor、頭蓋囲い/Cranial Plating、暗黒の儀式/Dark Ritual、野生の雑種犬/Wild Mongrelは、幾多のレアと比較してもかなり強いカードである。

コモンと基本土地カードだけで作られたデッキをコモンデッキと言い、非認定の大会でコモンデッキの大会が開かれることもある。 また、公式大会でも構築・プレイング次第で上位に食い込むこともできるのでコモンデッキだからといって馬鹿にしてはいけない。

参考

• レア
• アンコモン
• 用語集