高位調停者、アルハマレット/Alhammarret, High Arbiter

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2015年8月3日 (月) 23:35時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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Alhammarret, High Arbiter / 高位調停者、アルハマレット (5)(青)(青)
伝説のクリーチャー — スフィンクス(Sphinx)

飛行
高位調停者、アルハマレットが戦場に出るに際し、各対戦相手はそれぞれ自分の手札を公開する。あなたはこれにより公開された土地でないカードの名前を1つ選ぶ。
(このクリーチャーが戦場に出ているかぎり)あなたの対戦相手は選ばれた名前を持つ呪文を唱えられない。

5/5

Whisperのテキストは間違っています。正しい訳は「あなたの対戦相手は選ばれた名前を持つ呪文を唱えられない。」です。

ジェイス・ベレレン/Jace Belerenの師である伝説のスフィンクス。ジェイスの記憶を消し続けていたストーリー設定を反映し、指定した呪文唱えることを禁止する能力を持つ。

対戦相手手札に握っている除去や対策カードを無視できるフィニッシャーだが、戦場に出る時点で対戦相手の手札にあるカードからしか禁止する呪文を選べないのがネック。トップデッキに弱い点や、そもそもこれが出る時点で対戦相手の手札が0枚なら能力が機能しない点から、挙動としては手札破壊に近い。似た能力を持つが対戦相手の動きを予想して禁止する呪文を選ぶ翻弄する魔道士/Meddling Mageとは全く違う性質のカードである。

リミテッドでは5/5飛行というスペックだけで十分な戦力。能力はオマケ程度だが、温存しておいた除去や重量級のフィニッシャーを封じ込めることができれば一層有利に動ける。構築では7マナというマナ・コストに見合う性能とは言い難く、採用するのは少々ためらわれる。同じマナ域でも除去耐性や奇襲性に優れる真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancientなど、別の選択肢を優先したい。

  • カード名の指定は戦場に出る際に機能する常在型能力置換効果)であり、誘発型能力ではない。指定されるのに対応して何かすることはできない。
  • 対戦相手の数に関わらず、指定できるカード名は1つだけである。
  • 日本語版のカードは「あなたの対戦相手は選ばれた名前を持つカードを唱えられない。」となっている誤訳がある。カードコピーを唱える事が出来るかで違いが生じる。

関連カード

サイクル

マジック・オリジンの、レア伝説のクリーチャーサイクル。いずれも同じプレインズウォーカー/Planeswalkerとストーリー上での関わりを持つキャラクターである。

ストーリー

アルハマレット/Alhammarretは、若き日のジェイス・ベレレン/Jace Belerenの師であるスフィンクス。他者の思考を読み記憶の消去も可能な強力な精神魔道士であり、その能力がカードにも表れている。

詳細はアルハマレット/Alhammarretを参照。

参考

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