ガイアの抱擁/Gaea's Embrace
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エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
(緑):エンチャントされているクリーチャーを再生する。
クリーチャーがガイアの子/Child of Gaeaっぽく強くなるエンチャント。
他の抱擁と比べると、飛行がつかない分修整値は大きくなっている。オーラの弱点である除去耐性もカバーされ、強いといえば強い。しかし後に怨恨/Rancorが登場してしまい、重いこのカードは見向きもされなくなる。
- フライヤーにつければとても強力。ウルザ・ブロック構築における抱擁サイクルの凶悪さを実感できる。
- 同サイクル内では青で+2/+2修整、赤で飛行付与などサイクルゆえの特例があるが、それでも緑の飛行付与だけは許されなかった。モチーフとなりうる飛行クリーチャーが緑に居なかったというのも一因である。
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ストーリー
AR55年の兄弟戦争/Brothers' War後期。ウルザ/Urzaの息子、ハービン/Harbinによって発見されたアルゴス/Argoth島は、彼らの踏査/Explorationにより、多くの様々な資源に恵まれた、豊穣なる肥沃な大地/Fertile Groundであることが判明した。しかしその情報は平穏なるアルゴスの地に、アルゴスが持つ豊かな資源を欲する者たちを呼び寄せる引き金と化す。アルゴス島は、ウルザとミシュラ/Mishraの率いる両軍による資源争奪戦の中心地になっていく様子を見せた。 だが、そうした資源の争奪や両軍の争いに対し、必死の抵抗を開始する第3の勢力が出現する。アルゴス島に土着する豊穣な大自然そのもの、そして、ドミナリア/Dominariaの自然そのものを体現する地母神ガイア/Gaeaである。
森は戦いのために立ち上がった。人々を救うためではなく、森自身を救うために。
フレイバーテキスト中に記されている”戦いのために立ち上がった森”とは、アルゴスの森のことであり、また、森に住まうツリーフォークやエルフなどの森と共存する様々の生き物たちのことも指している。森の木々や大地を蹂躙するウルザとミシュラの両軍隊に抵抗するため、ガイアは”立ち上がった森”に対し様々な助力を与えた。機械によって伐り出された森の成長を促したり、機械の軍隊への報復に燃えるツリーフォークに自身の力の一部を与えたり・・・。ガイアの抱擁/Gaea's Embrace(イラスト)もまた、そうしてガイアが森や森の者たちに与えた様々な助力の1つである。このカードのイラストは、力を授けられた森の者が、機械製の侵略者を打ち倒す様子を描いている。
関連カード
サイクル
ウルザズ・サーガの抱擁オーラのサイクル。神性変異/Divine Transformationを発想元とし、小型クリーチャーを既存の大型クリーチャーに変身させるイメージでデザインされた(→Card of the Day - 2004/2/11と私をクリーチャーにしてカード参照)。
括弧内は変身のモチーフとなったクリーチャー。
- セラの抱擁/Serra's Embrace (セラの天使/Serra Angel)
- ゼフィドの抱擁/Zephid's Embrace (ゼフィド/Zephid)
- 吸血の抱擁/Vampiric Embrace (センギアの吸血鬼/Sengir Vampire)
- シヴの抱擁/Shiv's Embrace (シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon)
- ガイアの抱擁/Gaea's Embrace (大地の怒り/Force of Nature)