ロチェスター・ドラフト
提供:MTG Wiki
1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
ロチェスター・ドラフト/Rochester Draft
ドラフトの一種。ピックが完全に公開されている点がブースター・ドラフトと大きく異なる。
パックの数や構築の流れはブースター・ドラフトと同様だが、ピックの方式が異なる。
パックの15枚のカードをテーブルに並べ、一定時間全員がそれを確認したのち、数秒ごとにパックを開封したプレイヤーから始めて1枚ずつカードをピックしていく。8人目のプレイヤーまで回ったらそのプレイヤーは2枚カードをピックし、今度は逆周りにピックを続けるというピック方式。
パックを開封したプレイヤーは(初手取りの優位があるため)1枚。残りのプレイヤーは上手のプレイヤーのピックを見ながら自分が取るべきカードを考えていかなければならない。
- なお、「ロチェスター」とは[[1]]である。このフォーマットが最初にプレイされた[[2]]の名を取って命名された。
- 略して「ロチェ」と呼ばれることも。
- 長らくプロツアーやグランプリなどのプレミアイベントで採用されていたフォーマットだが、2005年2月のプロツアー名古屋05を最後にプレミアイベントでは採用されないことになった。
- 予定されていたロチェスター・ドラフトのイベントはすべてブースター・ドラフトでの開催に変更された。
- 採用をやめた経緯だが、プレイヤー間の実力差があると席次によってプレイヤーの有利不利が著しく大きくなる問題があるため、プレミア・イベントには不向きとの結論に至ったものと思われる。
- 近年では、特定のカードセットのカードすべてを1枚ずつ用意し、それらを上記の要領でピックするドラフトがお祭り要素の濃いイベントで開催されることがある。→オールカード・ロチェスタードラフト