Naked Singularity
提供:MTG Wiki
Naked Singularity (5)
アーティファクト
アーティファクト
累加アップキープ(3)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
マナを引き出す目的でタップされた場合、平地(Plains)は(赤)を、島(Island)は(緑)を、沼(Swamp)は(白)を、山(Mountain)は(青)を、森(Forest)は(黒)を、他のいかなるタイプのマナの代わりに生み出す。
基本土地タイプを持つ土地に制限をかけるアーティファクト。本来生産できるマナのタイプを入れ替えてしまう。
出るマナは対抗色のものになっており、入れ替えの関係が5色が環になっていること、またこれが作られた当時はまだまだ基本でない土地やマナ・アーティファクトの少ない時代であり単色〜友好色2色で作られたデッキが多かったことから、マナ生産を基本土地だけに頼ったデッキにはそれなりに大きい影響を与えられた。特に単色デッキには致命的。
この奇妙な効果に魅せられてデッキを作ったプレイヤーは少なからずいた。だが、基本土地タイプを持たない土地にはまったく効果がないし、また累加アップキープゆえに長期的に維持することが困難。トーナメント級で活躍するほどになったデッキは知られていない。
- デュアルランドやショックランドなどの複数の基本土地タイプを持った土地からマナを出す場合、そのプレイヤーがどちらの置換効果を適用するか選べる(CR:616.1)。
- 同エキスパンションには、これによく似たReality Twistという青のエンチャントも作られている。
- "Naked Singularity"とは裸の特異点のこと。なお、Nakedの発音はネイキッドが近い。
- 統率者戦に使用する場合、同エキスパンションに収録されているReality Twistと同様の理由で、無駄に、固有色が5色になってしまい、5色デッキにしか採用できなくなっている。
参考
- Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第45位(Braingeyser)
- カード個別評価:アイスエイジ - レア
- カード個別評価:Masters Edition 4 - レア