アンデッドの王/Lord of the Undead
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Lord of the Undead / アンデッドの王 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
他のゾンビ(Zombie)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(1)(黒),(T):あなたの墓地にあるゾンビ・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
ゴブリンの王/Goblin Kingやエルフのチャンピオン/Elvish Championのような土地渡りを付与する能力がない代わりに、墓地からゾンビを回収するタップ能力を持っている。単純に戦闘や除去で失ったゾンビを回収するだけでも強力だが、グレイブディガー/Gravediggerやただれたゴブリン/Festering GoblinのようなCIP/PIG能力持ちを再利用してアドバンテージを稼いだり、サイクリング持ちを回収してドローエンジンとして運用したりと用途は様々。また、後年に追加されたカード・タイプ「部族」のお陰で名も無き転置/Nameless Inversionなどのクリーチャーでないゾンビ・カードも増え、より柔軟な動きが可能になった。
R&Dの部族強化の意に反しトーナメントではあまり見かけることはなかったが、コスト・パフォーマンスはそれなりに高く優秀である。
- これ以前にもゾンビ使い/Zombie Masterというゾンビのロードがいた。しかしそちらは+1/+1の修整を与える能力がなかったため、別のロードが望まれていた。
- プレーンシフトで登場した際のクリーチャー・タイプは「ロード」だったが、第9版では本人も「ゾンビ」になった。この変更により墓地に落ちているもう1枚のアンデッドの王を回収できるようになり、他種族のロード以上のパワーアップが実現している。なお、第10版ではサブタイプのロードを失い、「ゾンビ」のみになった。
- 伝説のクリーチャーではないが、モデルはPlaneshiftに登場した屍術師/Necromancerのドラルヌ卿である。基本セットへの再録の際にはドラルヌ卿の名がフレイバー・テキストより削除されている。
関連カード
- 後にドラルヌ卿本人も時のらせんでカード化された。→死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord
ゾンビへのロード能力を持つカード。特記しない限り黒のダブルシンボルで、あなたのゾンビへの+1/+1修整。
- アンデッドの戦長/Undead Warchief - 4マナ1/1。+2/+1修整。これや他のプレイヤーのゾンビにも効果が及ぶ。あなたの唱えるゾンビのマナ・コストが(1)軽くなる能力も持つ。(スカージ)
- 死の男爵/Death Baron - 3マナ2/2。スケルトンのロードも兼ねる上に接死も付与する。(アラーラの断片)
- 墓地を刈り取るもの/Cemetery Reaper - 3マナ2/2。(2)(黒)でいずれかの墓地のクリーチャー1枚を追放して2/2ゾンビ・トークンを生成するタップ能力も持つ。(基本セット2010)
- 戦墓の隊長/Diregraf Captain - 青黒3マナ2/2接死。あなたのゾンビが死亡するたび、対象の対戦相手1人に1点ライフロス。(闇の隆盛)
- 目覚めし処刑者/Risen Executioner - 4マナ4/3。ブロックできない。あなたの墓地の他のクリーチャー枚数分の追加コスト(1)を支払えば墓地から唱えてもよい。(タルキール龍紀伝)
- 呪われた者の王/Lord of the Accursed - シングルシンボル3マナ2/3。(1)(黒)で各ゾンビにターン終了時まで威迫を付与するタップ能力も持つ。(アモンケット)
- リリアナの支配/Liliana's Mastery - 5マナのエンチャント。CIP能力で2/2ゾンビ・トークン2体を生成する(アモンケット)
参考
- 壁紙(1024x768)
- 壁紙(800x600)
- カード個別評価:プレーンシフト - レア
- カード個別評価:第10版 - レア
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア