魂剥ぎ/Soulflayer
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探査で追放したカードのキーワード能力を獲得できるクリーチャー。過去のカードでは死面の映し身人形/Death-Mask Duplicantや石塚の放浪者/Cairn Wandererに似ている。
探査をフル活用できれば2マナ4/4となり、追放したカード次第で回避能力や除去耐性などを得ることもできる。単純なマナレシオでは1マナ4/5になれる黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fangに劣るため、構築で使用する場合はキーワード能力の獲得を狙えるような構成にしたい。
スタンダードでは1枚で5つのキーワード能力を持つ彩色マンティコア/Chromanticoreが最高の相方で、実際にこのギミックを搭載した彩色剥ぎというデッキが登場した。モダンにおいても、原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawnやドラグスコルの肉裂き/Drogskol Reaverを相方に据えた魂剥ぎデッキがグランプリリヨン18で2日目進出の結果を残した。
- 常磐木キーワードの変遷により、死面の映し身人形や石塚の放浪者とは指定されているキーワード能力の一部が異なっている。運命再編時点での常磐木キーワードの中では威嚇、土地渡り、プロテクション(と防衛)は得られない点に注意。
- 他の「キーワード能力参照」カードは逃亡した多相の戦士/Escaped Shapeshifterのページを参照。
ルール
- 元型などの自分自身にキーワード能力を持たせるクリーチャーを追放しても、魂剥ぎがその能力を持つことはできない(CR:113.6)。
- 探査は総コストに含まれる不特定マナの分までしか追放することはできないため、通常は4枚が上限になる。何らかの効果によって必要な不特定マナが増えている場合はその数まで増やすことができる。
- キーワード能力を得る能力は、「追放されているカードの特性」ではなく、「探査で追放したというゲームの履歴」を参照する(オラクルでは"was exiled"と過去形)。そのため、追放されたカードが他の領域に移動しても、能力を失うことはない[1]。
- 悪意の騎士/Knight of Maliceのような、「[性質]からの呪禁」を持つカードを探査によって追放した場合、(単なる呪禁ではなく)その「[性質]からの呪禁」を得る。
注釈
- ↑ Snarkham Asylum(当時のルール・マネージャー Matt TabackのBLog 2015年2月8日)
- ↑ Testing Box(認定ジャッジによるTwitterルール質問箱 2018年3月31日)
- ↑ Magic Judge Monthly: Jan & Feb 2015(認定ジャッジの共同Blog Magic Judge News 2015年3月16日)
参考
- Use Your Words(From the Lab 2014年12月29日 Mike Cannon著)
- カード個別評価:運命再編 - レア