軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
あなたがコントロールしていて人間(Human)でないクリーチャーが1体攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたはその中から人間クリーチャー・カード1枚をタップ状態で攻撃している状態で戦場に出してもよい。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
4/4赤白の伝説の人間・戦士。眷者/Bonderと怪物の共闘を助ける者らしく、人間でないクリーチャーで攻撃するとライブラリーから人間が駆けつけてくる誘発型能力を持つ。
人間と人間以外の両方をデッキに入れなければならず、しかも運が絡むため、能力は一見使いづらいように見える。しかしながら攻撃クリーチャーの数だけ誘発するうえ、一度に見ることのできる枚数が6枚と多いため、実際はかなり安定して当たりをめくることができる。特に人間でないトークンを生成する手段と相性が良い。
スタンダードでは急報/Raise the Alarmや軍勢の戦親分/Legion Warbossで頭数を並べ、帰還した王、ケンリス/Kenrith, the Returned Kingや裏切りの工作員/Agent of Treacheryを踏み倒すデッキ、ウィノータ・コンボのキーカードとなっている。
禁止指定
テーブルトップとMagic Onlineでは2020年5月18日付、Magic: The Gathering Arenaでは5月21日付で、ブロールの禁止カードに指定された[1]。あまりに使用率と勝率が高すぎ、ブロールのプレイヤーのプレイ経験の多様性を減少させていると判断された。
また、2020年6月8日より、ヒストリックにて一時停止カードに指定された[2]。2020年6月4に行われた裏切りの工作員/Agent of Treacheryの一時停止指定によってウィノータ・コンボの弱体化措置が行われたにも関わらず、ヒストリックにおいて同デッキは依然として高い使用率と勝率を維持していたため、急遽一時停止に指定された。
ルール
- 能力は、攻撃した人間でないクリーチャー1体につき1回誘発する。
- 「攻撃している状態で戦場に出る」ことに関する基本的なルールは攻撃している状態で戦場に出るを参照。
- この方法で戦場に出るクリーチャーがどのプレイヤーを、あるいはプレインズウォーカーを攻撃するかは、それが戦場に出る際に指定する。能力を誘発させたクリーチャーが攻撃している相手でなくてもよい。
関連カード
サイクル
イコリア:巨獣の棲処の伝説の人間サイクル。いずれも対抗色2色。稀少度は神話レア。
- ドラニスのクードロ将軍/General Kudro of Drannith(白黒)
- 常智のリエール/Rielle, the Everwise(青赤)
- 怪物の災厄、チェビル/Chevill, Bane of Monsters(黒緑)
- 軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces(赤白)
- 眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigy(緑青)
ストーリー
ウィノータ/Winotaはイコリア/Ikoriaの眷者/Bonder。人間の女性。怪物との戦いで右腕を失ったが、最終的にその怪物と絆を結ぶに至った。
詳細はウィノータ/Winotaを参照。
参考
- ↑ May 18, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年5月18日 禁止制限告知(News 2020年5月18日 Ian Duke著)
- ↑ Suspension Update for Historic Digital Format(News 2020年6月8日 Wizards of the Coast著)