狡知/Guile
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Guile / 狡知 (3)(青)(青)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)
狡知は、3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
あなたがコントロールする呪文や能力が呪文を打ち消す場合、代わりにその呪文を追放し、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
狡知がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、これをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
サイクル共通のライブラリーに戻る能力はリアニメイトしづらいためマイナスになることが多いが、環境にザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirと神秘の指導/Mystical Teachingsが存在するので、メリットにもなり得る。とりわけこれは、上記の2枚と色があっているので、メリットとしての面が目立っている。 青単コントロールにおいてメイン起用される事があり、「青単ガイル」などとも呼ばれている。
- 日本語製品版では「狡猾」となっているが、過去に同名カードがあったため変更された。正しくは「狡知」である。紛らわしいため英語名の「ガイル」で呼ばれることもある。
- 2番目の能力は「打ち消す」ことそのものを置換する。遅延/Delayや記憶の欠落/Memory Lapseなどの「打ち消した後、いずれかの領域に置く代わりに〜」という類の効果を持つ呪文とは相互作用しない。
- 「狡知」と「遅延」を例に取ると、「遅延」によって「打ち消される呪文」は、「狡知」の置換効果によって「打ち消される」代わりに「呪文をゲームから取り除き〜」に置換される。よって、その呪文は結果的には「打ち消された」のではなく「ゲームから取り除かれる」ので、「遅延」の置換効果は適用されない。
- 対して、「打ち消されない」呪文は「打ち消す」ことが出来ないため、この置換自体行われない。
- 挙動は呪文乗っ取り/Spelljackに近いが、打ち消した呪文を任意のタイミングではプレイできない。「打ち消した呪文を取り除いたままにする」か、「打ち消した呪文をこの解決中にプレイする」という2択になる。
- プレイする時にマナコストを支払えないので、Xを含む呪文はX=0となる。打ち消した呪文がXを何にしていたかは参照できない。
- この手のサイクルで青が持つのは飛行と相場が決まっているのだが、これの場合は「3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない」という能力。飛行は代わりに、白の清純/Purityに与えられている。
サイクル
ローウィンのエレメンタル・インカーネーション。トリプルシンボルの6マナ6/6クリーチャーで、墓地に置かれるとライブラリーに戻る。