魂の鋳造所/Soul Foundry
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Soul Foundry / 魂の鋳造所 (4)
アーティファクト
アーティファクト
刻印 ― 魂の鋳造所が戦場に出たとき、あなたの手札のクリーチャー・カード1枚を追放してもよい。
(X),(T):その追放されたカードのコピーであるトークン1体を生成する。Xはそのカードのマナ総量である。
刻印したクリーチャーのコピー・トークンを量産できるアーティファクト。
起動コストが点数で見たマナ・コストと等しいことからファッティとはあまり噛み合わない。例えばダークスティールの巨像/Darksteel Colossusが何体も並んでいる姿にロマンはあるが、わざわざこれを使わずとも1体を素出しすれば十分だろう。
相性が良いのは、低マナ域の187クリーチャー。同ブロックでは、永遠の証人/Eternal Witnessや騒がしいネズミ/Chittering Rats、真面目な身代わり/Solemn Simulacrumなどが強力。
他にも例えば、スリヴァーやずべらをどんどん増やしてみたり、翻弄する魔道士/Meddling Mageで大量の呪文を封じてみたり、執拗なネズミ/Relentless Ratsをさらに大量に繁殖させてみたり。発想次第で様々な使い道が見つかる、ジョニー心をくすぐる逸品である。
リミテッドでは上記のようなギミックでアドバンテージを稼ぐのも強力だが、普通に中堅~大型の戦力を量産するのも強い。ただしミラディン・ブロックの環境柄、アーティファクト対策がメインデッキから入っていることは珍しくないためすぐ対処される可能性もある。一度も能力を使用できずに破壊されてしまった場合、アドバンテージを1枚分余計に失う事になるので注意。
- アーティファクト対応版は試作品の扉/Prototype Portal。等時の王笏/Isochron Scepterも(2マナ以下の)インスタント対応版と言える。
- パンハモニコン/Panharmoniconなどにより、複数枚のカードが刻印される場合がある。その場合、起動型能力のコストのXは、刻印されたカードの点数で見たマナ・コストの合計となり、1度の起動によってすべての刻印されたクリーチャー・カードのコピー・トークンを1体ずつ生成する。
- 元々はウルザズ・サーガでデザインされイラストも発注済みだったが、当時のルールでは扱いきれなかったため没になった。イラストはファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processorに流用された[1]。
参考
- ↑ 忍耐(Making Magic 2019年9月2日)