虚ろな者、アゴロス/Urgoros, the Empty One
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伝説のクリーチャー — スペクター(Specter)
飛行
虚ろな者、アゴロスがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカード1枚を無作為に選んで捨てる。そのプレイヤーがそうできないなら、あなたはカードを1枚引く。
伝説のスペクター。スペクターの例に漏れず手札破壊を備え、手札を食い尽くした後はドローできる能力も持つ。
6マナと重く、タフネスも低いため、基本的にはリミテッド向けのカード。重いだけあってアドバンテージ獲得力が高く、単純な回避能力持ちアタッカーとして見ても及第点以上の性能。特にスペクターにつきものである「手札がゼロの対戦相手に効果がない」という不満点を克服しているのが画期的であり、積極的にブロッカーを排除して能力を誘発させていきたい。青と組むのであれば、一瞬/Blink of an Eyeやアカデミーの修士魔道士/Academy Journeymageといったバウンスを併用し、ブロッカーを退けつつそのまま手札破壊で墓地送り、という流れを狙いたい。
- 初の伝説のスペクター。
ストーリー
アゴロス/Urgorosは、アーボーグ/Urborgの空を漂うスペクター(イラスト)。
ベルゼンロック/Belzenlokの狂気の魔法で「祝福」された者は、大抵の場合死ぬか怪物へと変貌するが、アゴロスに限っては独特の運命を辿った。肉体は悪夢の領域へと吸い込まれ、一方で魂は鎧と融合を果たした。今やアゴロスは夢魔を駆るスペクターとなり、ベルゼンロックへと挑まんとするあらゆる者を罰している。
その幻影が空に舞うとき、ヴェールニシュの街は無言の悲鳴を上げる。
ドミナリアのストーリーでは、陰謀団/The Cabalの要塞/Strongholdに向かう最中のウェザーライト/Weatherlightを襲撃。ジョイラ/Jhoiraはこれをベルゼンロック/Belzenlokの放った攪乱だと悟ると、リリアナ/Lilianaを一人要塞へと向かわせた。リリアナが要塞でベルゼンロックを討ったことでアゴロスもまた消滅した。
登場作品
- Return to Dominaria: Episode 12/ドミナリアへの帰還 第12話(Magic Story 2018年5月30日 Martha Wells著)