陰謀団/The Cabal

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陰謀団/The Cabalドミナリア/Dominariaに存在する組織。オデッセイ・ブロックオンスロート・ブロックの勢力として登場し、ドミナリアでは次元/Plane全体で活動する敵役として描かれた。

目次

[編集] 解説

陰謀団は犯罪組織的集団・宗教団体・国家などの側面を有するオタリア/Otaria発祥の組織である。

  • cabalとは、英語で陰謀団や秘密結社、徒党という意味。

主にクレリックウィザードミニオンによって構成されており、金と利益を崇拝している。狂気魔術を操る狂気の召喚者/Dementia Summonerが特徴である。時代によって転々と本拠地を移している。

富と強欲を司る魔神クベール/Kuberrを信奉していたが、後に悪魔ベルゼンロック/Belzenlokに取って代わられている。

[編集] エピソード

4000AR頃、ヴィロット・マグラン/Virot Maglanによって設立された。[1]

4100AR以降、スダーボッド/Suderbodが崩壊したことによる、権力の空白状態に乗じて陰謀団はその勢力を拡大した。[2][3]

[編集] オデッセイ・ブロック~オンスロート・ブロック

本拠地はカバル市/Cabal City。4305AR、トーメントのストーリーの最後でカバル市が廃墟となってからは、本拠地は南のアフェット/Aphettoに移った。翌4306AR、大闘技場/Grand Coliseumが新設されると新たな中心地となった。

陰謀団の総帥/The First of the Cabalのもとオタリア全域に支配を広げている。陰謀団の主要な活動がピット・ファイト/Pit Fightである。オタリア各地で興行を宣伝し、大陸中に大小の闘技場を建設した。その興行収入を独占することで多額の利益を得ると共に、娯楽提供による文化的な支配や秩序の退廃を進めていた。

また、オーダー/The Orderとも渡り合えるだけの兵力をも保有している。

陰謀団の総帥の死後、4500AR頃には陰謀団は消滅していたと思われていた。

[編集] ドミナリア

4560ARの本拠地はアーボーグ/Urborg

強大な悪魔ベルゼンロックに組織を掌握され、彼を信奉する死のカルト教団として復活している。

その影響はオタリアに留まらずドミナリア全域に拡大しており、世界支配を企んでいるといわれている。

エローナ/Aerona大陸には軍隊を差し向け、ベナリア/Benaliaに攻め入っている。

陰謀団の司祭サダージュ/Sadageは、新アルガイヴ/New Argiveに針/Needleという名の工作員を潜入させ、かつてダッコン/Dakkonが使っていた黒き剣/Blackbladeを入手している。

[編集] War of the Spark: Forsaken

陰謀団の残党がリリアナ・ヴェス/Liliana Vessに扮し、人々のヴェス家への恐怖心を利用して陰謀団を再建しようとしたが、本物のリリアナ達に阻止されている。

[編集] 団結のドミナリア

ベルゼンロック亡き後、陰謀団は儀式によりブレイズ/Braidsを悪夢の領域から呼び戻した。純粋な恐怖の概念体として蘇った彼女は陰謀団の新たな指導者となった。

[編集] 関連キャラクター・地名など

オデッセイ・ブロック~オンスロート・ブロック
ドミナリア
団結のドミナリア

[編集] 登場

[編集] 登場カード

オデッセイ・ブロックオンスロート・ブロックカードの大部分、および、沼/Swamp、黒に関連する土地カードが陰謀団に関連していると考えられる。各色のピット・ファイト関連のカードも陰謀団の活動を描いたものと言える。

ドミナリアでも黒カードを中心に陰謀団の姿が描かれている。

[編集] 登場作品

[編集] 脚注

  1. 短編Family Manではファイレクシア侵略以降の設立との描写だったが、総帥の年齢との不整合が指摘されており、有力ファンサイトPhyrexia.comでは4050AR創設説が唱えられた。ドミナリア期に設定が整理され、The Art of Magic: the Gathering Dominariaで設立年代が公式に4000AR頃に改訂された
  2. Dominarian Cartography
  3. The Magic Story Podcast: Otaria and The Cabal

[編集] 参考

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