飛空騎士/Skyknight
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飛空騎士/Skyknight
キイェルドー/Kjeldor空軍を構成する、巨鳥エイスサー/Aesthirを駆る騎士。 戦場の花形だが、平時には伝令や偵察任務もこなす。
飛空騎士はエイスサーと深い絆で結ばれ、互いに死ぬ時は一緒と覚悟している。 その絆はエイスサーが卵の殻を割った、その時から始まる。 飛空騎士はエイスサーの天敵であるケンタウルスを憎悪し、視界に入るや否やこの”馬人間”どもを始末する。 後にエイスサーの代替品として、ソルデヴ/Soldevでエイスサーの死骸を利用したグライダーが発明されるが、飛空騎士は気高い友を辱める行為として嫌悪を露にしている。
キイェルドーの都市には約6つの兵舎があり、王国中には飛空騎士の前哨地が散らばって設置されている。 飛空騎士は全員士官扱いで、兵舎には個室があてがわれる。 兵舎はいくつかの名前で呼ばれる。
エイスサーを最初に乗り物に用いたのは、キイェルドー建国以前のOriel Kjeldos(オリエル・キイェルドス)とされる。 また、ゴブリンの大群への対処にエイスサーを導入したのはMarton Stromgald(マートン・ストロームガルド)である。
キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorでは同盟軍の一翼を担い活躍するが、中にはストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgaldに参加した者もいた。 この戦いでの損耗は激しく、疫病と洪水の”雪解けの時”/The Thawの混乱も重なって、飛空騎士隊は他のキイェルドーの組織同様、その規模を大いに縮小することになる。 気候の変動によるエイスサーの減少も、飛空騎士衰退の一因である。 その頃には、飛空騎士隊を離れ傭兵に身をやつす者やトレッサーホーンの傘下に加わる者も現れた。
新アルガイヴ/New Argiveでも飛空騎士は、ボリアル/The Borealの偵察やヤヴィマヤ/Yavimayaの柏槙教団/Juniper Orderへの伝令にと大忙しである。
- キイェルドーには飛空騎士以外にも、ペガサスに乗って空を飛ぶ部隊が存在する(白き盾の十字軍/White Shield Crusader)。
- ラヴニカにも空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaireというカードがあるが、こちらはロック鳥に騎乗している。キイェルドー国とは直接関連は無いと思われる。
訳語 [#translate]
「Skyknight」は、第5版の単独行/Errantry、ヒッパリオン/Hipparionそして盾持ち/Shield Bearer、加えて第6版のバルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbariansとめまい/Vertigoでも「飛空騎士」と訳されている。 後にラヴニカ:ギルドの都の空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaireでは「空騎士」と翻訳される。こちらはアイスエイジ・ブロック外の「skyknight」であったが、コールドスナップのトレッサーホーンの空騎士/Tresserhorn Skyknightでも踏襲された。 いずれはキイェルドーの「飛空騎士」も「空騎士」に変更される日が来るのだろうか。
主な飛空騎士
関連カード
- キイェルドーの飛空隊長/Kjeldoran Skycaptain
- Kjeldoran Skyknight
- Rogue Skycaptain
- トレッサーホーンの空騎士/Tresserhorn Skyknight
参考
- アイスエイジ
- アライアンス
- コールドスナップ
- エイスサー/Aesthir
- The Eternal Ice(小説)
- The Shattered Alliance(小説)
- Ach! Hans, Run!(The Monsters of Magicの短編)
- 背景世界/ストーリー用語