ラヴニカへの侵攻/Invasion of Ravnica

提供：MTG Wiki

ラヴニカ/Ravnicaがテーマのバトルから変身する両面カード。第1面は2色でないパーマネント1つを追放する包囲戦、第2面は2色呪文を唱えると2色カードを濾過する構築物。

未評価カード

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第一面は除去としては今一つの性能。重い上に除去に制約があるため、常に「退けたいカードを退けられない」リスクが付きまとう。とはいえ除去対象のカードタイプは問わないので、第二面を強く使えるデッキであるのならば、除去として役割を持つことはできるだろう。

第二面は2色カード全般の利用をサポートするアドバンテージ源。タフネス5はそれなりに信頼できる数字だがそれ以外の耐性はなく、維持する必要のあるカードとしては少し物足りない。第一面を出したターン中に倒してもほとんど意味がないので、ある程度手札とマナに余裕を造ってから倒す必要がある。アーティファクトクリーチャーなので、その点を活用するデッキでの利用の余地もある。

リミテッドではどの色でも使えるパーマネント除去ではあるが、機械兵団の進軍では2色のアンコモンが通常のセットより多く、タルキールの砂丘造り/Tarkir Duneshaperを始めとした2色に変身するクリーチャーもいるので思ったより除去範囲が狭い。

開発秘話

ラヴニカ/Ravnicaは2色のギルド/Guildの次元/Planeだが、これ自体を2色カードにするとどれか一つのギルドだけを優先したかのように見えてしまう。5色カードにする案もあったが、アラーラへの侵攻/Invasion of Alaraがその座に収まったので、このカードは無色になり能力で2色カードに言及するようにした^[1]。

脚注

1. ↑ Choosing Your Battles, Part 1/バトルを選べ　その１（Making Magic 2023年4月10日 Mark Rosewater著）

参考

• ラヴニカ/Ravnica（背景世界/ストーリー用語）
• ギルドパクト/Guildpact（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：機械兵団の進軍 - 神話レア