アバター

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2008年7月24日 (木) 16:58時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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アバター/Avatarは、クリーチャー・タイプの1つ。化身。語源はサンスクリット語で「神仏の化身」と言う意味のアヴァターラ。大別して「プレイヤーの化身」、「種族の化身」、「強大な存在の化身」、「概念の化身」がこれに属する。

その名の通り、パワータフネスが何らかの数を参照し変動するものが多く、総じて強力な傾向にある。に最も多くには少ないが、過去にいくつかのサイクルで各に登場しているため、それほど数に差はない。



1つ目のサイクルは、プロフェシーの「概念(感情や状況)」を象徴する化身。例えば、希望の化身/Avatar of Hopeは徹底的に追い詰められた状況を覆したい希望を司る、といったところだろうか。基本は8マナだが、条件(主に自分が不利な時)を満たせばコストが6マナ減る大型クリーチャー



2つ目のサイクルは、オンスロートの「種族」を象徴する化身、「~無き者」。4マナで、特定のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーの数に等しいP/Tを持つ。自分がコントロールする全てのクリーチャーを参照する野生の末裔/Scion of the Wildもこの流れを汲んでいる。



3つ目のサイクルは、シャドウムーア・ブロックの「神に近い存在」を意味する語を含む化身。いずれも混成マナ・シンボル5マナというマナ・コストである。



「プレイヤーの化身」は、プレイヤーとライフを共有するアバター。ライフを支払ってダメージを軽減することができる(現し身/Personal Incarnationなど)。変り種として、コントローラーのライフに等しいパワーとタフネスを持つセラのアバター/Serra Avatarがいるが、これは「強大な存在の化身」であるのかもしれない。



「強大な存在の化身」は、神やプレインズウォーカーのような強大な存在の力の一部が顕現したものと考えられる(大地のしもべ/Gaea's Liegeレシュラックの伝令/Herald of Leshracなど)。暗黒の深部/Dark Depthsから出るマリット・レイジのアバター・トークンもこれに含まれるだろう。コストや能力が非常に極端なものが多い。また、邪悪な存在の化身がこのカテゴリに属することから、のアバターが多い原因となっている。

以上のように、アバターはそれぞれが何らかの象徴であるため、横の繋がりを表す部族カードは現在のところ存在していない。

参考

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