マリーナ・ヴェンドレル/Marina Vendrell (ストーリー)

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マリーナ・ヴェンドレル/Marina Vendrellダスクモーン:戦慄の館のキャラクター。カードとしてはダスクモーン:戦慄の館のマリーナ・ヴェンドレル/Marina Vendrellが初出。

目次

解説

ダスクモーン/Duskmournの館/The Houseで暮らす人間/Human。女性。

館に住んでいたヴェンドレル/Vendrell家の最後の生き残りで、かつてデーモン/Demonヴァルガヴォス/Valgavothにつけ込まれ、彼に力を与えてしまった過去がある。

歪んだ非現実の泡で包み込まれており、彼女がどこへ行こうとその泡が館を変質させるため、彼女には実際のおぞましい環境ではなく、普通の世界が見えているだけである。マリーナがどこまで真実に気づいているのかははっきりしていない。世界が元に戻ったと本気で信じているのか、それとも自らが部分的にでも作り出した世界から目を背けるために、故意に自分を騙すことを良しとしているのか。

経歴

過去

内気で読書好きな、友達を作るのが苦手な少女だったマリーナは、両親とともに古い館に引っ越してきた。だが彼女は新しい学校でいじめの標的にされ、次第に孤立し引きこもるようになり、外で遊ぶ代わりに新たな家を隅々まで探検した。そんな探検の中で、彼女は地下室に棲む小さく奇妙な存在を発見し、いつでも同情と理解を示してくれるその存在を、唯一の友として頼るようになっていった。

ある日、特にひどいいじめばかりだった日に、マリーナは泣き叫びながら地下室の友に自分の苦しみと怒りをぶちまけた。友は自分がそいつらに仕返しをしてあげようと申し出た。彼女はその存在の指示に従い、いじめっ子たちを館に誘い込み、地下室に連れていき――その存在がいじめっ子たちを喰らうのを見た。マリーナは「友」ことヴァルガヴォスが邪悪な存在であったことに気づくも時すでに遅く、それから周囲では不審死が相次ぐようになり、さらには館そのものが拡大を始めた。やがて、彼女の両親も姿を消した。

館の歴史を調べ上げ、ヴァルガヴォスがデーモンであったことを突き止めたマリーナは、彼に対峙し、暴挙をやめなければ館ごと焼き払うと脅した。館に束縛されているヴァルガヴォスに選択肢はなく、彼は世界を正常な状態に戻すことに同意した……かに見えた。実際のところ、彼はマリーナの知覚を騙し、彼女だけに正常な世界が見えるようにしたのだった。館はその後も拡大を続け、ついには次元/Plane全域を飲み込んでしまった。

登場

登場カード

カード名に登場

ダスクモーン:戦慄の館
マリーナ・ヴェンドレルの呪文書/Marina Vendrell's Grimoire

フレイバー・テキストに登場

ダスクモーン:戦慄の館
悪魔的助言/Demonic Counsel

イラストに登場

ダスクモーン:戦慄の館
悪魔的助言/Demonic Counsel

登場作品・登場記事

参考

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