アバター
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アバター/Avatarは、クリーチャー・タイプの1つ。化身。語源はサンスクリット語で「神仏の化身」と言う意味のアヴァターラ。大別して「プレイヤーの化身」、「種族の化身」、「強大な存在の化身」、「概念の化身」がこれに属する。
その名の通り、パワーとタフネスが何らかの数を参照し変動するものが多く、総じて強力な傾向にある。黒に最も多く緑と青には少ないが、過去にいくつかのサイクルで各色に登場しているため、それほど数に差はない。
クリーチャー — アバター(Avatar)
あなたのライフが3点以下である場合、この呪文はそれを唱えるためのコストが(6)少なくなる。
飛行
希望の化身は好きな数のクリーチャーをブロックできる。
1つ目のサイクルは、プロフェシーの「概念(感情や状況)」を象徴する化身。例えば、希望の化身/Avatar of Hopeは徹底的に追い詰められた状況を覆したい希望を司る、といったところだろうか。基本は8マナだが、条件(主に自分が不利な時)を満たせばコストが6マナ減る大型クリーチャー。
クリーチャー — クレリック(Cleric) アバター(Avatar)
疑念無き者のパワーとタフネスは、それぞれ戦場に出ているクレリック(Cleric)の数に等しい。
疑念無き者がダメージを与えるたび、あなたは同じ点数のライフを得る。
2つ目のサイクルは、オンスロートの「種族」を象徴する化身、「~無き者」。4マナで、特定のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーの数に等しいP/Tを持つ。自分がコントロールする全てのクリーチャーを参照する野生の末裔/Scion of the Wildもこの流れを汲んでいる。
クリーチャー — スピリット(Spirit) アバター(Avatar)
飛行
他のクリーチャーは基本のパワーとタフネスが1/1である。
3つ目のサイクルは、亜神とシャドウムーア・ブロックの「神に近い存在」を意味する語を含む化身。亜神とも呼ばれている。いずれも混成マナ・シンボル5マナというマナ・コストである。
クリーチャー — アバター(Avatar) インカーネーション(Incarnation)
(0):このターン現し身に与えられる次のダメージ1点は、代わりにオーナーに与えられる。この能力は、現し身のオーナーのみが起動できる。
現し身が死亡したとき、オーナーは自分のライフの端数を切り上げた半分を失う。
「プレイヤーの化身」は、プレイヤーとライフを共有するアバター。ライフを支払ってダメージを軽減することができる(現し身/Personal Incarnationなど)。変り種として、コントローラーのライフに等しいパワーとタフネスを持つセラのアバター/Serra Avatarがいるが、これは「強大な存在の化身」であるのかもしれない。
クリーチャー — アバター(Avatar)
飛行
累加アップキープ ― あなたがコントロールしていない土地1つのコントロールを得る。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
レシュラックの伝令は、あなたがコントロールするあなたがオーナーでない土地1つにつき+1/+1の修整を受ける。
レシュラックの伝令が戦場を離れたとき、各プレイヤーは自分がオーナーである、あなたがコントロールする各土地のコントロールを得る。
「強大な存在の化身」は、神やプレインズウォーカーのような強大な存在の力の一部が顕現したものと考えられる(大地のしもべ/Gaea's Liege、レシュラックの伝令/Herald of Leshracなど)。暗黒の深部/Dark Depthsから出るマリット・レイジのアバター・トークンもこれに含まれるだろう。コストや能力が非常に極端なものが多い。また、邪悪な存在の化身がこのカテゴリに属することから、黒のアバターが多い原因となっている。
以上のように、アバターはそれぞれが何らかの象徴であるため、横の繋がりを表す部族カードは現在のところ存在していない。
参考
- サブタイプ「アバター(Avatar)」で検索
- Avatar(コンピューター用語)
- クリーチャー・タイプ解説