腐食ナメクジ/Molder Slug
提供:MTG Wiki
Molder Slug / 腐食ナメクジ (3)(緑)(緑)
クリーチャー — ナメクジ(Slug) ビースト(Beast)
クリーチャー — ナメクジ(Slug) ビースト(Beast)
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはアーティファクトを1つ生け贄に捧げる。
4/6毎ターンアーティファクトを溶かしていくナメクジ。5マナで4/6という優れたコスト・パフォーマンスを誇り、アーティファクトを使わないタイプのコントロールデッキではフィニッシャーとして十分なサイズ。爆片破/Shrapnel Blastで焼ききれないので安定性は抜群である。親和対策にはもちろん、ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusやヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles対策としても有効。また、上記により、これが高速展開される場合は親和にとっては鬼門そのもの。
アーティファクト・土地をはじめとするスタンダードでの大量禁止カード指定から間接的に打撃を受けたが、その後も強力なアーティファクトは十分残っていたので十分有用。むしろ、デッキ中の数少ないアーティファクトを確実に溶かしていけると考えることも出来る。
クリーチャー・タイプにはビーストが含まれるため貪欲なるベイロス/Ravenous Balothとの相性もよい。登場当初はサブタイプにナメクジを持たずビーストのみだった。
- この能力はif節ルールの制約下にないので、アーティファクトをコントロールしていなくても誘発する。
- アーティファクトの選択はこの能力の解決時に行う。
- プレイヤーがこの能力の解決時にアーティファクトをコントロールしていなければ、何も起こらない。
- ストーリーでは食用らしい。グリッサ/Glissa家の夕食でパリパリに焼いて前菜として出されていた。ナメクジがパリパリに焼けるのかはかなり疑問だが、小説Moons of Mirrodinの18ページに「crisped molder slugs」としっかり書かれている。なお、味は不明。