真に暗き時間/Darkest Hour
提供:MTG Wiki
すべてのクリーチャーを黒くするエンチャント。単体ではほとんど意味が無いので、色強化、色対策カードとのシナジーを期待して採用検討するものとなる。しかし、敵味方関係なく黒くなるので、色を強化しようとすれば相手側も強くなってしまうし、色対策で妨害しようとすると自爆してしまうことになるため、結果的に使いにくい。
紙レアと言われがちだが、例えばプロテクション(黒)を持つクリーチャーを使えばそれなりに使えるカードだったりする。中でも疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervishなどは凶悪。相手のクリーチャーが黒くなるため、戦闘で有利になるわけだ。他にも恐怖/Terror等からクリーチャーを守る事も出来る。
上記にあるように、対戦相手のクリーチャーも黒くなるため黒の防御円/Circle of Protection: Blackなどとの相性も良い。
だが、そこまでして使いたいかは微妙。黒であるこれを使うデッキは必然的にクリーチャーも黒くなってくるのでこれの恩恵は受けづらいし、恐怖/Terrorなどが効かなくなるのでデッキに入る除去が限定されてしまう。
- 日中の光/Light of Dayと組み合わせてクリーチャーを(自分も含めて)ロックするのも面白いかもしれない。また初出時、前ブロックにいた要塞の監督官/Stronghold Taskmasterなどと組み合わせるとウィニーは壊滅的な被害を受ける。
- 以前の色を残すとは指定されていないので、すべてのクリーチャーは黒(1色)になる。
- 絵描きの召使い/Painter's Servantで黒を指定しても恒久的にクリーチャーを黒くすることは可能である。
- これを応用すれば、十字軍/Crusadeの無力化や、黒を含まない開門クリーチャーを有利に使用するなどの使い道もある。が、やはりかなり狭い用途になってしまう。
- これが戦場に出てから色を変更する効果が適用された場合、その色を変更する効果をさらに「上書き」することはない(つまり、黒以外になることがある)。逆に、何らかの効果により本来の色から色を変更されているクリーチャーがいたとしても、その後これが戦場に出たならば黒1色になる。要するに、後から指定されたほう(タイムスタンプが新しい方)が適用されるということ。