ゲス/Geth
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ゲス/Gethは、ミラディン・ブロックのおよび、ミラディンの傷跡ブロックのキャラクター。
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ストーリー
ミラディン・ブロック
金属世界ミラディンの沼地メフィドロス/Mephidrossを棲家とする屍術師/Necromancer。大霊堂の守り手/keeper of the Vaultの二つ名を持つ。
屍賊/Nimを操るが、心の底から邪悪な人物という訳でもないようである。どこか飄々として立ち回りが上手く、時には情けない所を見せつつも常にしたたかに生き延びている。
本人曰く「生きている訳でも死んでいる訳でもない」。
ヴィダルケン/Vedalkenとの取引によって屍賊にレオニン/Leoninの国タージ=ナールを襲わせていたが、ラクシャ/Raksha王と同盟を結んだグリッサ/Glissaにより僕であるヴァンパイア(メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampireと思われる)を倒されて降伏し、襲撃を止めさせられる。次にグリッサ達がカルドラの盾/Shield of Kaldraを探しに再びメフィドロスまで来た際にはヴィダルケンと内通して邪魔をするが、この時も結局はグリッサに折れ、地下の洞窟からミラディン内部の大空洞、メムナーク/Memnarchの住処へと続く道を教えた。
そして緑の太陽が昇った後、部下の一人に造反され、生首だけの姿となってラクシャの元に届けられる。その後はグリッサに持ち歩かれ、物語の最後まで行動を共にした。
グリッサとメムナークの戦いにおいては、首だけの姿になっても「ミラディン世界最強の屍術師」としての力を見せつけ、ラクシャに首を持たれたまま屍賊にメムナークを襲わせてグリッサを助けた。
メムナークが倒れた後、グリッサとスロバッド/Slobadと共に、彼もまた(生首の姿そのままで)ミラディン世界に残った。2人は地上に去ったが、彼はミラディン地下の大空洞で独り(正確には、迷惑エンジン/Nuisance Engineの邪魔者トークンと思しきクリーチャー沢山と)暮らしている。
ミラディンの傷跡ブロック
大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vaultとして再登場。ファイレクシア/Phyrexiaの技術に興味津々の様子で、文章欄透かしの勢力もファイレクシア側。しかし抜け目ない性格も変わっていないようで、完全にファイレクシアに付いたわけではなさそうだ。
登場カード
カード名に登場
フレイバー・テキストに登場
- ミラディン
- 血のやりとり/Barter in Blood
- 恐怖/Terror
- ダークスティール
- 貪欲の重責/Burden of Greed
- フィフス・ドーン
- 影の中の貪り/Devour in Shadow
参考
- ファイレクシアと大霊堂の王/Phyrexia and the Vaultlord(WotC社公式・文:Doug Beyer)
- Geth Who!(WotC社公式)