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エキスパンション/Expansion

マジックのカードセットの中で、上級者向けとされる拡張セットのこと。 上級者向けセットのため、ルール解説書などは基本的に含まれていない。 「拡張」であり、基本セットを強化するためのカードセットである。

• 基本セットはエキスパンションではない。
• エクスパンションと表記されることもあるが、マジックではそれは誤りのようだ。

ましてエキスパッションなど論外である。

エキスパンション・セットのカードは、各エキスパンション固有のシンボルマーク（エキスパンション・シンボル）が印刷されており、どのエキスパンションに収録されているカードなのかが見て分かるようになっている。

• アングルードとアンヒンジドはカードの枠が銀枠であり、公式トーナメントで使用できるセットのうちにも含まれない。

初期は単に基本セットと混ぜて遊ぶためのセットばかりであり、ブースターパックでのみ発売されたが、アイスエイジからはそれ単体でも遊べる「独立型エキスパンション」も登場している。

現在は基本的に毎年2･6･10月に発売されている。 このうち10月に出るものが、カード枚数の多い独立型エキスパンション（大型エキスパンションとも言う）で、ブースターパック以外にトーナメントパックも発売される。トーナメントパックには基本土地や新ルール解説シート等が含まれている。そのあとの2月と6月に出るのが小型エキスパンションである。 この３つは同じテーマやひとくくりのストーリーで作られており、合わせてブロックを成している。

大型エキスパンションはおよそ300〜350種類、小型エキスパンションは150種類前後のカードが収録される（基本土地カードの絵違いなど含む）。 テンペスト・ブロック〜オンスロート・ブロックではほぼ一定だったが、最近では頻繁に１セット当たりの収録カードの枚数変更が行われている。

• ローテーションは大型エキスパンションの発売時期にあわせて行われるため、後に発売される小型エキスパンションほどスタンダード等で使用できる期間は短い。

そのため、ブロックの3つ目のエキスパンションはその分強力なカードが多く収録される、と言う噂もある。実際にそんな方針で製作されているのかは全くの不明。→俗説

• • 最初のブロックであるアイスエイジ・ブロックの最後のエキスパンション、アライアンスがやたら強力だった事からきている。だがそのアライアンスもコールドスナップの発売によって第２エキスパンションとなってしまった。そのコールドスナップが強力かというと・・・。
  • 確かにウルザズ・デスティニーやアポカリプス等も強力なエキスパンションだったが、全体で見るとそうでもないエキスパンションも同じくらい存在する。プロフェシーとか。

参考

• 基本セット
• エキスパンション・シンボル
• カードセット一覧