市内捜査/Search the City
提供:MTG Wiki
ライブラリーの一番上から5枚を追放し、それらと同名のカードをプレイできれば手札に戻って来るエンチャント。
最大5枚のハンド・アドバンテージを得られ、さらに追加のターンまで貰える訳だが達成しきることは困難。特に1枚挿しのカードが追放されてしまうと条件が達成できなくなってしまい、極端に言えば4枚積んだカードが全て追放されプレイ自体不可能という事もありえる。さらに最後の一枚を加えようとしたところで、これを除去されてしまうと追加ターンを得られなくなるなど、リスクの高いカードといえる。
まともに使うならばライブラリー操作と併用しよう。偵察行/Scouting Trekなら一種類の基本土地を積み込むことができるので条件を達成しやすくなる。(下記コラムでもこのシナジーが紹介されている。)
- 3枚ある同名カードのうち2枚が追放されると条件を達成できなさそうに見えるが、残った1枚を使えば追放されたうちの1枚が戻り、それをさらに使って追放されたもう1枚を回収できる。
- このカードを生け贄に捧げるのは、「カード1枚を手札に加える」かどうかを選択した後に追放されたカードが無い場合である。手札に加えないことを選んだとしても、条件を満たしていれば生け贄に捧げられる。(「~加える。その後~」となっていない。)逆に条件を満たしているのに、生け贄に捧げないことを選ぶことはできない。
- 上記の点を利用してカードが追放される前に呪文を唱えれば、(カード5枚が犠牲になってしまうが)すぐに条件を満たすことができる。対戦相手の除去に対応するためにも軽いインスタントをいくつか用意しておくのがよいが、もみ消し/Stifleや計略縛り/Trickbindが最良の相方(特に後者は割り込まれる危険が無い)。
- もっとも7マナもあれば時間の熟達/Temporal Masteryを素打ちできるので2枚のカードを使ってまでやる必要はないだろう。
- 霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffinならば追放されても唱えられるため相性がよい。
参考
- Hey, Architects!(From the Lab 、文:Noel deCordova)
- カード個別評価:ラヴニカへの回帰 - レア