アゾールの雄弁家/Azor's Elocutors
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勝利条件クリーチャー。アップキープごとに置かれる牛歩カウンターを5個貯めれば勝利できるが、本体にダメージを与えられるとカウンターが減ってしまう。
ターボフォグのようなゲームを長引かせることを得意とするデッキに適したカード。カウンターを直接置く手段によって水増しできるとよいが、入れ替わりでスタンダードから増殖が退場しているのが残念なところ。幸い、こいつ自身もタフネス5とそこそこの防御力を持っているので、何とか5ターン耐え抜きたい。
- 「牛歩」とは、字のごとく「牛のように遅い歩み」という意味。政治用語としては、議決時にわざと時間をかけて投票することで時間切れ無効にする妨害手法を指す。英語版の「filibuster」も時間をかけて議会妨害する様だが、こちらは主に長ったらしい演説をすることを指す。
- 「雄弁家」というカード名も踏まえると、厳密には牛歩は誤訳ではあるが、議会主義で杓子定規なアゾリウス評議会/The Azorius Senateらしい雰囲気を醸し出せている。
ルール
- 5個以上置かれているかをチェックするのは、1番目の誘発型能力の解決時のみ。それ以外のタイミングで何らかの理由によって5個以上置かれていたとしても、その時点で勝利できるわけではない。
- 与えられたダメージの値にかかわらず、発生源ひとつごとに1個のカウンターを取り除く。戦闘フェイズに2体のクリーチャーから戦闘ダメージを与えられた場合、2個のカウンターが取り除かれる。