雷団の古老/Thunder-Thrash Elder
提供:MTG Wiki
クリーチャー — トカゲ(Lizard) 戦士(Warrior)
貪食3(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーはその数の3倍に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
1/1貪食持ちクリーチャーの中でも、その強化効率はピカイチ。トークンでも2、3体食べさせれば、簡単に人が死ぬサイズに。
しかし、大きくなってもバニラ。チャンプブロックされてしまっては悲しい。タフネスは高くなっても、色は赤なので除去耐性も心もとない。貪食ゆえ、アドバンテージの損失も心配だ。
リミテッドでは、7/7くらいになったこいつが攻撃し続けるだけでも十分強い。ただしクリーチャー数が減るのはそれなりにデメリット。
構築で使うとすれば、まともに殴るより、爆発的な高パワーを何かに生かしたい。例えばドラゴンの餌/Dragon Fodderのトークンを食べるなどしてパワーを上げ、豪腕のブライオン/Brion Stoutarmで投げたり、同ブロックの魂の火/Soul's Fireを使ったりすると良い。
ストーリー
雷団の古老/Thunder-Thrash Elderはジャンド/Jundのヴィーアシーノの襲撃団である雷団/Thunder Thrashを率いる古老。ストーリー上では古老Jkkhah(ジカー)が登場している。
雷団はジャンドの襲撃団で最も悪質で、血に餓え、本能のままに生きる氏族の1つとして常に悪名をはせてきた。雷団によるドラゴン狩りや人間狩りは語り草であった。原始的な雷団は記憶力、直観力、構想力ともに優れているとはいえない(頭蓋骨はある種のゴブリンよりも小さいと噂されるほど)。しかしそれが逆に、雷団に生まれながらの精神支配魔法への高い耐性を与えている。
断片/Shardがつながった時代、エスパー/Esperで略奪を働く雷団は魔道士部隊との戦いで優位に立っていた。だが、それも敵が攻撃法を変えて対応してくるまでのことで、雷団は多くの構成員を失ってしまう。(→空爪団/Skyclaw Thrash#ストーリー、公式記事Gold Records参照)