ファイレクシアへの放逐/Phyrexian Purge
提供:MTG Wiki
ソーサリー
この呪文を唱えるためのコストは、各対象につき3点のライフだけ多くなる。
望む数のクリーチャーを対象とし、それらを破壊する。
1対多の交換ができるクリーチャー破壊。対象にしたクリーチャー1体につき自分が3点のライフを支払う必要があるのは痛いが、大型クリーチャー複数との交換を考えれば、ダメージを3点でおさえた、と考えることもできるだろう。4マナにしてはなかなか豪快なカード。 とはいえ、どちらかというとリミテッド向けのカードだろう。
これが使えた時期の似たような役割のカードとしては、1つ後のテンペスト・ブロックでの「5ライフで2対象除去」無謀な悪意/Reckless Spiteがある。これと比較してみると、「1マナ重い」「多色になってプロテクションに引っかかりやすい」「2体破壊したときのライフロスが6点と不利」「ソーサリー」といったデメリットがある代わりに「黒のクリーチャーも対象に取れる」「対象の数で融通が利く」といったメリットがある。
オラクルの変遷
印刷時は、ライフの支払いは唱える際に「対象1つにつき3点のライフを支払う」追加コストであった。
その後オラクルが変更され、追加のライフの支払い部分が「これによって破壊されたクリーチャー1体につき3点のライフを失う」と、解決時にライフを失うように変更された。これにより、自分の残りライフを超えた数の対象を取る事もできた(もちろん、白金の天使/Platinum Angelなどが戦場に居ないと即座に負けてしまうが)。
2005年10月のオラクル変更の際に、「これによって破壊されたクリーチャー1体につき3点のライフを失う」部分は、印刷時の機能に近い「対象としたクリーチャー1体につき3点のライフを失う」と変更された。
2009年7月のオラクル変更の際に、印刷時の通り、ライフの支払いは唱える際のコストに戻された。